大井直幸が17位タイ、土方隼斗は33位タイ
US OPEN POOL CHAMPION SHIP@アメリカ・ニュージャージー州

赤帯はFR800オーバープレイヤー。(※:国籍はポーランドだが自国協会とのトラブル以降、国籍を表記しない形でwnt.に参戦中)
現地18日(月)にスタートしたwnt.アメリカ5連戦の4戦目でメインイベントである賞金総額50万ドル、優勝賞金10万ドルの『US OPEN POOL CHAMPION SHIP』(USオープン)。世界49ヵ国から256名が出場中の大会は4日目が終了しベスト16が出揃った。
この日は、今大会に日本から出場している『日本プロポケットビリヤード連盟』所属でwnt.プロでもある大井直幸(FR:821)と吉岡正登(FR:755)、そして羅立文(FR:802)、土方隼斗(FR:800)、井澤勝幸(FR:617※信頼性不足)のうち、ベスト64に進出していた大井と土方が、10ラック先取となった決勝トーナメントを戦った。
日本時間21日23時からスタートした決勝トーナメント1回戦(ベスト64戦)。まず大井が今年wnt.ランキングイベントで2勝を上げているヨナス・ソウト(スペイン/FR:797)と対戦し、3-3から一気に7連取して10-3で勝利し2回戦へ。
22日0時45分からは、土方隼斗がステージ1の勝者側最終戦で一度敗れている張玉龍と対戦。リベンジを果たしたかった土方だったが、この試合を6-10で落とし、今大会は33位タイでフィールドを去ることとなった。

2022年王者のフランシスコ・サンチェスルイスは、1回戦でブレイク中のヘスス・アテンシオに敗れ33位タイ
22日4時15分から行われた大井の2回戦、その相手は土方がステージ1・1回戦で下したベトナムのエース、ズン・クォック・ホアン。ズンの②-⑨コンビからの2連続マスワリでスタートしたこの試合、大井はその後2点を返すが、要所でのセーフティが決まらず、さらにズンのマスワリもありここから一気に2-7とされる。

地元アメリカ勢で今回唯一ベスト16に進出したオスカー・ドミンゲス
第10ラックを取り返した大井だったがこの後も波に乗れずズンが9-3とリーチ。第13ラックを②セーフティをきっかけに奪った大井が4-9としたが、続くラックのブレイクがノーインとなり、オープンな配置をクリアしたズンが勝利。大井は17位タイで大会を終えた。
写真提供:Matchroom Pool
大会ライブ配信:wnt.tv(要登録/有料)
Matchroom Pool(無料)
大会情報(ライブスコア、トーナメント表等):World Nineball Tour live scores(要登録/無料)