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優勝は男子がジェフリー・イグナシオ、女子が王婉菱

2024.09.16

第37回ジャパンオープン@東京・竹芝・ニューピアホール

日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が主催する国内最大のビリヤードオープントーナメント『第37回ジャパンオープン』(JO)の最終日、男子テンボール、女子ナインボールの全試合が終了し、男子テンボールはフィリピンのジェフリー・イグナシオ、女子ナインボールは台湾の王婉菱がそれぞれJO初制覇を果たした(決勝の組み合わせは以下)。

林宗翰(台湾/FR:744)vsジェフリー・イグナシオ(フィリピン/FR:808

柳信美(台湾/FR:713)vs王婉菱(台湾/FR:737

男子テンボール優勝・ジェフリー・イグナシオ

18時20分にスタートした決勝戦、まずイグナシオの先制点でスタートした男子テンボールは、その後も2点を追加して3-0としたイグナシオがさらにマスワリで4-0とすると、林がここでタイムアウト。

これで流れを引き戻したい林であったが、イグナシオの⑥ミスで巡ってきたチャンスで入れスクラッチを犯し、5-0とさらに点差を広げられる。

男子テンボール準優勝・林宗翰

それでも何とか次ラックで1点を取った林が、次ラックでは①セーフティでイグナシオからファウルを奪い2-5とすると、第8ラックのマスワリで3-5まで差を縮める。しかし第9ラックでセーフティに行った⑥でスクラッチ。これで6-3としたイグナシオは、第10ラック、林の⑥ミスに助けられてリーチ。そして最終となった第11ラックをマスワリで締めたイグナシオが嬉しいJO優勝を果たした。

女子ナインボール優勝・王婉菱

台湾対決となった女子ナインボールは、大先輩であり、女子ナインボール世界選手権を2度制覇している柳に対して、海外戦に積極的にチャレンジにながらレベルアップしてきた王が、2-2から⑦サイドバンクを決めての取り切り、セーフティ戦に勝ってのランアウトで4-2とリード。

女子ナインボール準優勝・柳信美

柳がタイムアウトを取った後の第7ラック、王はここでもセーフティからチャンスを作って5-2と優勝まで後2点に迫ると、第8ラックでは運も味方につけてマスワリでリーチ。

最終となった第9ラックもプッシュアウトからのセーフティ戦で一度は柳にターンを譲ったが、柳のファウル後の4球を丁寧に取り切って、JO初制覇を達成した。

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