ウェブキューズはビリヤードの全てがわかる総合情報サイトです。

【Brand Story】独自の素材探求とプレイヤー視点の融合

2026.05.10

早川工房が示すカスタムキューの在り方

世界中には、プロダクトモデルから個人製作のカスタムキューまで数多のメーカーが存在する。その中にあって、国内のカスタムメーカーとして独自の製作姿勢を貫き、他とは一線を画す支持を得ているのが、滋賀県栗東市、そして京都にも拠点を持つ「早川工房」だ。

■トップアマとしての経験をフィードバックした製作理念
代表の早川徹氏は、長年日本のトップアマチュアプレイヤーとしてトーナメントシーンの最前線で活躍してきた経歴を持つ。その豊富な実戦経験は、そのままキュー製作の根幹に反映されている。

早川氏のこだわりは、素材となる銘木の選定から、それらを組み合わせる独自の構造、さらにはタングステン繊維合成素材であるBORONフレームの導入やシャフト製法に至るまで多岐にわたる。単なる装飾品としての美しさだけでなく、道具としての機能性を徹底的に追求し続けるその姿勢が、他メーカーにはない独自の完成度を生み出している。

■オーダーメイドとリペア、そして既製品の展開
現在、工房ではユーザーの細かな要望に応える完全オーダーメイドのほか、既存キューのリペアも広く受け付けている。プレイヤーの立場に立った細やかなメンテナンス体制も、同工房が厚い信頼を寄せられる大きな要因だ。

また、工房が定期的に発表する新作モデルは「キューショップジャパン」を通じて販売されている。現在、同ショップには「455」「453」「JH62」「JH72」といった注目モデルがラインナップされており、早川工房のクオリティを確認できる機会が提供されている。

写真上から455、453、JH62、JH72

■実物から伝わる完成度とオリジナリティ
早川工房は現在、製作の傍ら、試合やイベント会場でのブース出展も精力的に行っている。今年も3月14日〜15日(土・日)に開催された『全日本女子プロツアー第1戦』の会場にブースを構えたほか、今月はアメリカで行われた『SUPER BILLIARD EXPO』にも出展し、国内外の多くのプレイヤーの注目を集めている。

早川工房のキューには、写真だけでは捉えきれない銘木の質感と、手に取った瞬間に伝わるビリヤードアイテムとしての高い完成度がある。今後も5月には、今や世界一のビリヤード見本市となった中国の『GBE』、国内では5月23日〜24日(土・日)に大阪で開催される『大阪クィーンズオープン』でのブース出展が予定されている。こうした機会を捉え、会場に足を運び、その実物を直接目にすることは、プレイヤーにとって自身の道具を見つめ直すための有意義な指標となるだろう。

写真提供/早川工房キューショップジャパン

ページトップへ
×

― ビリヤード関連組織・団体 ―