梅田竜二は17位タイで大会終了
77th World Championship 3-Cushion ndividual@ベルギー・アントワープ

14日(火)、ベルギー・アントワープを舞台にスタートしたUMB公認のキャロムビリヤード最高峰の大会である『77th Worldchampionship 3-Cushion Individual』(スリークッション世界選手権)が16日(木)に大会3日目を終え、日本から出場している『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)所属の梅田竜二はベスト16進出ならず17位タイで大会を終えた。
予選リーグを1勝1敗の2位通過していた梅田は、日本時間16日19時から予選リーグ2試合で2勝0敗、ハイラン9点、Ave.1.739の成績を残しているタイン・ルック・チャン(ベトナム)と対戦。バンキングに勝った梅田が初球の1点でターンを終えると、チャンがいきなりこの試合のハイラン6点でスタートダッシュ。
ここから徐々に差を詰め、第7イニングには10-9と逆転した梅田だったが、ここからなかなかランを伸ばせず、第8イニングで11-10としたチャンが着々と加点していき、第20イニングを終わってチャンの35-25。以降追い上げたい梅田、逃げ切りたいチャンともになかなか大きなランを出すことができず、点差も詰まらないまま、第32イニング終了時点でチャンが42-34とリード。

会場となっている『AED STUDIOS』
迎えた第33イニング、梅田が2点を返して36-42とすると、チャンも2点ランで36-44。次のイニングは双方得点できず、さらに梅田が無得点に終わると、チャンがこの試合のセカンドハイランとなる5得点で一気にワンモア。
最終となった第38イニングで2点を返した梅田だったが、その裏でチャンがきっちり50点に到達して勝利し、梅田は17位タイで大会を終えることとなった。
なお、トーナメントはこの後17日(金)に決勝トーナメント2回戦(ベスト16戦)と準々決勝までが行われ、18日(土)に準決勝2試合、そして大会最終日の19日(日)に、今年のスリークッション世界王者を決める決勝戦が行われる。
UMBオフィシャルサイト:Union Mondiale de Billard
大会ライブ配信:SOOP Billiards