久々となる東のバトルはwnt.ナインボール仕様
グランプリイースト第5戦@埼玉・WIND
10月19日(日)、埼玉県志木市の『WIND』を会場に『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)東日本ブロック主催の『グランプリイースト第5戦』決勝トーナメントが開催される。前日の18日(土)には、『NIKKA5』、ビリヤード・ロサ(以上東京)、『バグース川崎店』、『POOL LABO』(以上神奈川)、『Link西川口店』、『Link和光市店』(以上埼玉)の6会場で関東予選が開催される(関東予選の組み合わせはこちら)。
第4戦からほぼ3ヵ月の間を置いての開催となった今回は、再びナインボールに種目が戻り、決勝トーナメントは8ラック先取(ベスト4より7ラック先取)、勝者ブレイク、ナインオンフット、ラックシート、ランダムセルフラックで行われる。関東予選ベスト64戦(持ち時間65分)からチェスクロックが導入され、決勝トーナメントでは、1回戦から準々決勝までが55分、準決勝と決勝は50分となる。また、今回の大きな変更点がブレイクボックスで、手球位置は下の図の通りとなっており、これはwnt.ルールに準拠したものだ。

ヘッドスポットから左右約20.25センチが手球を置ける範囲となる
今回すでに決勝トーナメント出場が決定しているのは、グランプリ開幕戦から3連勝の土方隼斗を止めた羅立文、開催店シードの青木亮二、そして、8月31日(日)に青森県青森市の『ダンデライオン』で開催された東北予選を通過した鈴木淳の3名(東北予選結果はこちら)。

前戦優勝シードは、第4戦で土方を止めた羅立文

開催店シードは青木亮二/

東北予選通過の鈴木淳
残る決勝トーナメント進出者13名を決める関東予選は、プロ57名、アマ54名の計111名が12名枠×13組に分かれ、9ラック先取、シングルイリミネーションで戦われる。また今回の関東予選には、第3戦に続いて、2019年の第7戦、2022年の第3戦で5位タイ、今年も第1戦で9位タイの成績を残している平口結貴が出場する。

平口結貴は第1シードがジュリアン・セラディラ、第2シードが赤狩山幸男のビリヤード・ロサ2組で戦う
第4戦を終わってのグランプリイーストランキングは、3勝を挙げている土方のトップは変わらず、第4戦で今シーズン初勝利を挙げた羅が2位に浮上し、以下3位に林武志、4位:小川徳郎、5位:ジュリアン・セラディラとなっている。不動のトップ2に対して、前戦の北陸オープンで5位タイ入賞の林、さらに6位の杉山功起を含め海外遠征帰りの小川、セラディラがそこでの経験値を活かしどのような戦いを見せるかにも注目だ。

エイトボール世界選手権では土方とともに決勝トーナメントに進んだセラディラ
決勝トーナメントの観戦チケットは、JPBA関東支部ホームページと開催店のWINDで、前売り1,500円、当日券は2,000円で販売中。また、決勝日当日は、恒例となっている勝者当て「GP TOTO」も開催(1回戦、2回戦)される。
写真提供:JPBA
大会ライブ配信:JPBA YouTube
大会ライブスコア:Grand Prix East 2025 5th