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男子ベスト8が決定、女子準々決勝もスタート

2025.10.12

第36回北陸オープン@富山・JR富山駅新幹線改札前イベントスペース特設会場

昨年大会準優勝の羅立文は嶋野聖大を下し2年連続でベスト8進出

『JR富山駅新幹線改札前イベントスペース』特設会場を舞台にした『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)のランキング対象公式戦であり、北陸地区最大のオープントーナメントでもある『第36回北陸オープン』の決勝日がスタート。13時の時点で男子決勝トーナメント4回戦(ベスト16戦)8試合が終了しベスト8が出揃った。

○男子決勝トーナメント4回戦(7ラック先取)

栗林達(JPBA東/FR:766) 5-7 正﨑洋行(JPBA西/FR:736)
羅立文(JPBA東/FR:802) 7-3 嶋野聖大(JPBA東/FR:735)
林武志(JPBA東/FR:751) 7-0 菅原利幸(JPBA東/FR:713)
高木悠次(JPBA西/FR:673) 4-7 高橋邦彦(JPBA東/FR:749)
川上善広(JPBA東/FR:727) 0-7 稲川雄一(FR:739/会場)
飯間智也(JPBA西/FR:767) 7-6 織田賢人(アマ/FR:741)
北谷好宏(JPBA西/FR:762) 7-6 鳴海大蔵(JPBA東/FR:682)
松本寛人(JPBA西/FR:683) 2-7 鈴木清司(JPBA東/FR:717)

前半の4試合では林が菅原に完封勝ちし、羅立文は試合開始からの5連取でロケットスタートを決めると嶋野の反撃を3点に押さえて勝利。昨日の大会初日にベスト16進出一番乗りを果たしていた正﨑は4-5ビハインドからの3連取で栗林に逆転勝利し、高橋は試合中盤で高木を逆転すると、着実にポイントを重ねて7-4で準々決勝に進んだ。

初の特設登場となった正﨑は栗林に競り勝ちベスト8へ

今大会3度の優勝を誇る高橋は久々の特設で快勝

後半の4試合でベスト8入りを一番に決めたのは稲川。昨年大会でベスト4の成績を残している川上を相手に1点も与えることなく7-0で勝利した。次に勝ち名乗りをあげたのは2023年以来のベスト16進出となった北谷。鳴海とのゲームは5-1リードから5-5に追いつかれさらにヒルヒルとなったが、最終ラックをきっちりマスワリで締めて準々決勝へ。

2018年以来久々のベスト16進出となった鈴木と、今大会では2016年に5位タイの成績を残している松本の対戦は、序盤からリードを奪った鈴木が松本を2点に抑えて勝利。最後に決着を見たのは、2017年に今大会を制している飯間とアマチュアとして唯一特設の舞台に立った織田の1戦。序盤から快調にポイントを重ね6-2とリーチをかけた飯間に対し、ここから粘り強く戦った織田がヒルヒルに持ち込む。

運命の最終ラック、飯間のブレイクは2個インながら取り出しの①は手球が土手に近いロングの難球となる。しかし、ここをしっかりと決めた飯間がそのままマスワリとして激闘を制した。

ヒルヒルの激闘を制した飯間

以下の組み合わせとなっている女子準々決勝はすでに開始されており、トーナメントはクライマックスに向けてますますヒートアップしていく。

○女子準々決勝(6ラック先取)

梶谷景美(FR:665) vs 栗林美幸(FR:699)
土師理恵子(FR:647) vs 青木知枝(FR:689)
曽根恭子(FR:677) vs 久保田知子(FR:661)
髙田奈実(FR:630) vs 佐藤麻子(FR:665)

なお、連休中日の会場は人通りも多く、4台のテーブルの周りにはすでに多くのギャラリーの姿も見え、昨年に続き開催されている『親子でキッズビリヤード!』スペースにも早い時間からたくさんの子供たちが訪れビリヤード体験を楽しんでいる。

協力:北陸オープン実行委員会
大会オフィシャルサイト:ビリヤード北陸オープン
大会ライブスコア:2025 北陸オープン【公式】
大会ライブ配信:JPBA YouTube

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