ウェブキューズはビリヤードの全てがわかる総合情報サイトです。

宮下綾香、西本優子、深尾典子は9位タイ

2025.09.25

13th World Championship Ladies 3-Cushion@スペイン・ムルシア

9月23日~9月25日(火〜木)の日程で、スペイン・ムルシアを舞台に開催されている『13th World Championship Ladies 3-Cushion』(女子スリークッション世界選手権)。大会2日目の24日(木)に決勝トーナメント1回戦(ベスト16戦)が行われ、日本から出場中の3選手が準々決勝進出を目指す戦いに臨んだ。

決勝トーナメント1回戦は日本時間24日19時からのスタートで、8月に中国・杭州で開催されたワールドゲームズで銀メダルを獲得した『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)所属の宮下綾香、同じくJPBF所属で、今年の全日本女子スリークッション選手権者の西本優子、同大会準優勝の深尾典子アマ(Kobby’s Billiards)が、それぞれクラウディア・チャコン(コロンビア)、カリーナ・イェッテン(オランダ)、グエン・ティ・リエン(ベトナム)と対戦した。

30点ゲームとなった試合、宮下は序盤からチャコンにリードを広げられ、なかなか調子が上がらないまま22-30、西本は中盤まで13-9とリードを保っていたが、15イニングに7点ランを繰り出して逆転したイェッテンの、29イニング、Ave.1.034の素晴らしいプレーの前に17-30、深尾は序盤競り合う展開の中、第13イニングを終わって8-7とリードを取るが、第14イニングでのグエンの5点ランで逆転されると、ここから小刻みにポイントを重ねるリエンを負い切れず21-30、3名は残念ながら9位タイで大会を終えることとなった。

その後行われた準々決勝では、世界選手権タイトル獲得5度、ワールドゲームズでは宮下を下して金メダルを獲得しているテレーゼ・クロンペンハウアー(オランダ)が西本を下したイェッテンを20イニング、Ave.1.500のプレーで下し、その圧倒的な力を見せた他、韓国のチョイ・ボミ、キム・ハウン、深尾を下したティ・リエンが勝利を収めている。

大会最終日の25日(金)は、準決勝、決勝が行われ、今年の女子スリークッション世界王者が誕生する。

写真提供:Union Mondiale de Billard(UMB)
大会ライブ配信:SOOP Billiard
大会情報:Union Mondiale de Billard(UMB)

ページトップへ
×

― ビリヤード関連組織・団体 ―