土方隼斗の4連勝がかかったテンボールバトルは今週末
グランプリイースト第4戦@東京・ビリヤード・ロサ
7月27日(日)、東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』を会場に、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)東日本ブロック主催の『グランプリイースト第4戦』決勝トーナメントが開催される。前日の26日(土)には、『NIKKA5』、ビリヤード・ロサ(以上東京)、『バグース川崎店』、『POOL LABO』(以上神奈川)、『Link西川口店』、『Link和光市店』(以上埼玉)の6会場で関東予選が開催される(関東予選の組み合わせはこちら)。
今大会の種目は今年のグランプリ初となるテンボールで、決勝トーナメントは8ラック先取、勝者ブレイク、ラックシート、ランダムセルフラックで行われる。また関東予選ベスト64戦(持ち時間65分)からチェスクロックが導入され、決勝トーナメントでは持ち時間が55分となる。

開幕戦から負けなし、ナインボールで3連勝中の土方隼斗
今回すでに決勝トーナメント出場が決定しているのは、グランプリ開幕戦から3連勝中で前戦優勝シードの土方隼斗、開催店シードの松村浩道、7月13日(日)に秋田県秋田市の『BIG SHOT』で開催された東北予選を通過した佐藤隆宏アマの3名(東北予選結果はこちら)。

開催店シードは松村浩道

東北予選通過の佐藤隆宏アマ
残る決勝トーナメント進出者13名を決める関東予選は、プロ59名、アマ66名の計125名が12名枠×13組に分かれ、9ラック先取、シングルイリミネーションで戦われる。また今回の関東予選には、前週に行われた『第25回東海レディースグランプリ』でプロ初優勝を果たしたばかりの奥田玲生の他、小西さみあ、平口結貴、後藤田佳奈の4名の女子プロが出場する。

奥田玲生は杉山功起が第1シード、ビリヤード・ロサで行われる関東予選4組で戦う
ここまでの3戦の結果が反映されたグランプリイーストランキングでは、もちろん負けなしの土方が他を大きく引き離してトップを走っているが、2位以下は混戦の状況だ。その中で注目なのは、3戦全てでベスト4入りを果たし、グランプリイースト2トップの一角である羅立文を抑えて現在2位の林武志。今シーズンのランキング対象公式戦で準優勝2回とプロ初勝利も見えている24歳のプレーは要チェックだ(グランプリイーストランキングはこちら)。

林は6月末の時点でJPBA男子ランキングを4位までアップさせている
決勝トーナメントの観戦チケットは、JPBA関東支部ホームページと開催店のビリヤード・ロサで、前売り1,500円、当日券は2,000円で販売中。また、決勝日当日は、恒例となっている勝者当て「GP TOTO」も開催(1回戦、2回戦)される。
写真提供:JPBA
大会ライブ配信:JPBA YouTube
大会ライブスコア:Grand Prix East 2025 4th