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48チーム全240名による2日間の熱闘は明日開幕

2025.06.06

第59回全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会@和歌山

日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)が主催する全国主要タイトルの中で唯一の団体公式戦であり、和歌山県・和歌山市・和歌山県議会・和歌山市議会・和歌山商工会議所の後援の下、同市内の『ビッグホエール』特設会場に40台のテーブルを設置して行われる『第59回全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会』(都道府県対抗)が明日開幕する。

会場となる『ビッグホエール』

この大会には今年、43の都道府県から48チームが出場し、ジャパンプール黎明期からの伝統のゲームであり、現在も『名人戦』や『全日本アマチュアポケットビリヤード選手権』といったJAPA主催の全国タイトル戦の種目にもなっているローテーションで争われる。

そのフォーマットは都道府県対抗ならではのもので、12チーム×4ブロックに分かれた総当たり戦の予選を行い、各ブロックの成績1位のチームが決勝トーナメントに進み、4チームによる準決勝、決勝を勝ち抜いたチームが日本一に輝く(ブロック表、対戦表、出場選手一覧などはこちらから)

まず初日から2日目にかけて行われる予選では、出場240名の選手全員が120点先取のゲームをそれぞれ11試合戦う。1チームあたりの試合数は55試合で、予選の成績はチームの総合成績で決定するため、各都道府県の代表としてこの場に臨む選手達は一切気を抜くことなく、ハイプレッシャーの中で懸命にブロック1位を目指して戦い続ける。ちなみに昨年のブロック1位は、優勝した静岡Bが33勝22敗、準優勝の沖縄が35勝20敗、3位の埼玉Aが37勝18敗、4位の静岡Aが38勝17敗であった。

そして、予選の戦いを勝ち抜いた4チームによる準決勝と決勝、3位決定戦は、チーム5名がそれぞれ相手チームの5名とマッチアップするフォーマットで一斉に5試合が行われ、先に3勝を挙げたチームが勝利となる。昨年は沖縄vs静岡A、埼玉Avs静岡Bの準決勝から沖縄と静岡Bが勝ち上がり、決勝戦では大会2連覇を狙う沖縄に3-2で勝利した静岡Bが優勝を果たしている。

昨年優勝の静岡Bチーム

同準優勝の沖縄チーム

JAPAに所属するプレイヤーにとって憧れの舞台であるだけでなく、この2日間は、全国から集ったプレイヤーや関係者達にとっては年に一度、様々な形で直接交流が持てる貴重な機会でもある都道府県対抗。優勝候補チームの中で常にエースを務める全国タイトルホルダーから、夢の舞台にようやくたどり着いた初出場のフレッシュなプレイヤーまで、全てのプレイヤーが待ちに待っていた大会の開幕はもう間もなくだ。

同準優勝の沖縄チーム

写真提供:On the hill!
大会ライブ配信:YouTube『japa _Billiards

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