WPAスポーツディレクター、ヨルゲン・サンドマン氏が来日
3日間の滞在中にNBA、JPBAを表敬訪問

現在世界を飛び回るサンドマン氏は、忙しい日程の合間を縫って来日
5月18日〜20日までの3日間の日程で、現在WPAの理事であり要職の1つであるスポーツディレクターを務めるヨルゲン・サンドマン氏が来日。非公式ながら『公益社団法人 日本ビリヤード協会』(NBA)と『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)を表敬訪問し、ワールドプールシーンとジャパンプールについての意見交換を行った。
サンドマン氏は、1988年のWPA起ち上げ時のメンバーの1人で、この時に副会長兼スポーツディレクターとなった後、1992年にWPA第2代の会長に就任し1999年まで会長職務めた人物。
さらにその後は2008年まで、『国際オリンピック委員会』(IOC)傘下でプール、キャロム、スヌーカーの3種目を統括する『世界ビリヤードスポーツ連合』(WCBS)の理事会において、WPA代表としてキュースポーツのワールドワイドな発展を目指して精力的な活動も行ってきた。
2009年から2023年までは母国であるスウェーデンでの活動や、ヨーロッパ各国でのナショナルコーチ、『ヨーロッパポケットビリヤード連盟』(EPBA)のコーチ育成などに携わっていたが、この年に「WPAを本来あるべき、世界中のプールを統括する優れた有能な組織に変えること」に貢献するためWPA理事に復帰。現在はスポーツディレクターとして、プールだけでなくヘイボールについても担当し、世界中を飛び回る忙しい日々を送っている。

18日にはWPA起ち上げ時からの盟友の1人である藤間一男氏(写真中)と旧交を温めた(写真左は今回コーディネーター兼通訳としてサンドマン氏に帯同した株式会社エンヴィジョン代表の平岡正人氏)
そんなサンドマン氏は、中国・成都で開催された『2025 Joy WPA ヘイボールマスターズグランドファイナル』に出席後に日本に立ち寄り、まずは18日、WPA起ち上げのための暫定理事会に氏が招待したことで出会い、それ以降長年に渡ってWPAで活動を共にしてきた藤間一男氏と旧交を温めた。

19日にはまずJPBAの浪江隆会長(写真右奥)、齋藤健悟理事長(左奥)、岡田將輝副理事長(左手前)と意見交換
翌日には、サンドマン氏とはJPBA理事長時代から長年に渡って交流を持ってきた現会長の浪江隆氏、齋藤健悟現理事長、岡田將輝副理事長と会談を持ち、その後はNBA本部のある『オリンピックスクエア』を訪れ、南部利文理事長、前田義孝専務理事らともミーティングを行ったとのことだ。

同じく19日にはNBAを表敬訪問。写真左から久慈薫監事、平岡氏、サンドマン氏、南部利文理事長、前田義孝専務理事、石川一郎理事
この機会を捉え、Billiard Web CUE’Sでは、帰国直前の20日にサンドマン氏に時間をいただき、直接WPAについてや、氏が見たジャパンプールについてなどの様々なお話を伺うことができた。

インタビューは近日アップ予定
ワールドプールシーンの発展を大きな目標に世界を股にかけて精力的な活動を続けるサンドマン氏へのインタビューは後日お届けする予定だ。