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韓国のキム・ジュンテが圧倒的な力を見せて戴冠

2025.05.07

第2回ヤマニオープン@東京・ビリヤードヤマニ

アジアトップクラスの実力を持つキム・ジュンテが素晴らしいプレーで優勝

GW最終日の6日(火・祝)、東京・小岩の『ビリヤードヤマニ』を会場に、ビリヤードヤマニ常連会主催・主管で『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)のランキング対象公式戦でもある『第2回ヤマニオープン』の決勝トーナメントが開催された。

この大会には、4月24日(木)の『東日本プロ1次予選』から5月1日(木)の2次予選、さらに5月4日(日・祝)の『アマチュア予選』、翌5日(月・祝)の『最終予選』までの4段階の予選をクリアした14名に、前回大会優勝シードの梅田竜二、スポンサーシードのキム・ジュンテ(韓国)を加えた16名が出場。40点ゲームのシングルイリミネーションで優勝が争われた。

JPBFプロ13名と国内トップアマ2名の日本勢に対し、圧倒的な力を見せて戴冠を果たしたのはキム・ジュンテ。昨年のアジア選手権に優勝し、今年は準優勝とアジアトップクラスの実力を持つキムは、1回戦(ベスト16戦)で渥美敏光アマを40-11(15イニング/ハイラン7点/Ave.2.667)で下す好発進。

その後もプレーの精度は衰えることなく、準々決勝では宮下崇生に40-17(16イニング/ハイラン9点/Ave.2.500)、準決勝では竹島欧に40-14(18イニング/ハイラン9点/Ave.2.222)で勝って決勝へ。

キムは、準々決勝で前回王者の梅田、準決勝で鈴木剛を倒して勝ち上がってきた森陽一郎との決勝戦でもハイレベルなプレーを見せ、40-14(18イニング/ハイラン6点/Ave.2.222)で勝利。結局4試合を通じたAve.は2.388、その全てで相手を20点以内に抑える驚異的な力を見せての優勝となった(大会結果はこちら)。

大会ベスト8。後列は5位タイ、左から宮下崇生、船木耕司、小野寺健容、梅田竜二。前列左から、3位タイ:竹島欧、準優勝:森陽一郎、優勝:キム・ジュンテ、3位タイ:鈴木剛

また、今大会の結果を受けてJPBFランキングが更新され、トップには2月の東京オープンに勝利している船木耕司が立ち、以下、梅田竜二が僅差で2位、3位は今回の準優勝でポイントを伸ばした森陽一郎となっている(ランキングはこちら)。

写真提供:JPBF/carom seminor

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