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JPBFの界文子が大会3度目の優勝

2025.04.30

26th Ladies 3C ADAM EMERALD CUP@東京・Billiard New Bunka

界は西本優子との熱戦を制してタイトルを獲得

4月29日(火・祝)、東京・世田谷の『Billiard New Bunka』を会場に、日本を代表するキューメーカーの1つである『(株)アダムジャパン』主催、『日本プロポケットビリヤード連盟東日本』(JPBF東日本)主管による女子スリークッショントーナメント『26th Ladies 3C ADAM EMERALD CUPNew Bunka』(アダムエメラルドカップ)が開催された。

会場となった『Billiard New Bunka』

この大会は、CSカード所持者であれば、段位・持ち点は不問で試合点数もダブルイリミネーションの予選が2セット先取(1セット5点先取)、ベスト8からの決勝トーナメントが2セット先取(1セット7点先取)と女子キャロムプレイヤーにとって親しみやすいフォーマットとなっている。

JPBFプロ8名、アマ16名の計24名が出場した今回決勝トーナメントに勝ち進んだのは、プロ6名と竹下京子アマ(キューベスト)、石井舞アマ(ルパン)の8名で、ここからベスト4に進出したのは全てJPBFプロとなった。

3月に開催された『全日本女子スリークッション選手権』で6度目の優勝を遂げている西本優子と、現在は韓国で行われているLPBAを主戦場とする肥田緒里恵、界文子、小林諒子の3名による準決勝は、西本vs小林、界vs肥田の対戦となり、西本がセットカウント2-1(6-7、7-3、7-2)、界が2-0(7-3、7-5)で勝利。

大会ベスト8。後列は5位タイ、左から林奈美子(JPBF)、竹下アマ、石井アマ、東内那津未(JPBF)。前列左から3位タイ・小林、優勝・界、準優勝・西本、3位タイ・肥田。写真前列中央は(株)アダムジャパンの関口貴啓代表取締役社長

今年の全日本選手権者の西本とLPBAで通算2勝を挙げている界の決勝戦は、第1セットを7-2とした西本が先制したが、続くセットを界が7-3で取りファイナルセットに突入。第3セットは接戦となったが、11イニングで7点に達した界が7-5で取り、自身3度目となるアダムエメラルドカップを獲得した。

また、今大会当日には、全日本女子スリークッション選手権準決勝で25点を6イニング(Ave.4.167)で上がる素晴らしいプレーを見せた西本に、アダムジャパンの関口代表取締役社長より、MUSASHIが贈られた。

写真提供:JPBF

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