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山下直生が嬉しいランキング対象公式戦初優勝

2025.03.24

グランプリウェスト第2戦@愛知・RUSH、マーシー、ダマデノッチェ

プロ3年目、現役医師でもある山下直生が初優勝

3月23日(日)、愛知県名古屋市の『RUSH』を会場に『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)西日本主催のランキング対象公式戦『グランプリウェスト第2戦』が開催された(予選は予選は同市内の『マーシー』、『ダマデノッチェ』を併用)。

プロ42名、アマ40名の計82名がエントリーし、ナインボールを種目に、予選8ラック先取、交互ブレイク、ワンオンフットのシングルイリミネーション、ベスト16からの決勝トーナメントは7ラック先取で争われた今大会で、プロ3年目の山下直生が嬉しいランキング対象公式戦初優勝を果たした。

山下は決勝トーナメント1回戦(ベスト16戦)で佐藤正行を7-4で降すと、準々決勝では前週の『第74回全日本オープンローテーション選手権』に勝った、優勝候補の1人である竹中寛と対戦。

この試合は第8ラックを終えた時点で3-5と竹中にリードを許すが、ここから4連取を果たし逆転勝利。さらに準決勝では松本寛人を相手に1-1からの5連取でリーチをかけると、反撃を2点に抑えて自身初となる公式戦決勝に進出。

もう一方の山からは、準々決勝で第1戦優勝の川端聡とのヒルヒル戦を制し、準決勝では浜田翔介に7-5と競り勝ったベテランの青山和弘が、ランキング対象公式戦では2004年の中国オープン以来となる決勝戦に駒を進めた。

大会ベスト4。左から3位タイ・浜田翔介、準優勝・青山和弘、優勝・山下直生、3位タイ・松本寛人

注目の決勝戦は、まずは山下が4-0とスタートダッシュを決めてリードを取り、ここから青山も2点を返すが、第7ラックの青山の②ミスを捉えた山下が5-2とし、次ラックでは青山の①キックショットの残りを取り切り、最終となった第9ラックでは青山の④ミスからしっかりとランアウトを果たし7-2で勝利した。

昨年10月のグランプリウェスト第5戦に勝った正﨑洋行に続き新たなチャンピオンが誕生したグランプリウェストの次戦は5月25日(日)。第2戦と同じ愛知を舞台に、今回予選が行われたダマデノッチェを決勝会場に開催される予定だ。

写真提供:JPBA
大会ライブスコア:Grand Prix West 2025 2nd
大会アーカイブ動画:JPBA YouTube

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