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アルビン・オーシャンがwnt.ランキングイベントで久々の優勝

2024.04.09

MARINA POOL OPEN@イタリア・モデナ

オーシャン(右から4人目)は昨年8月のヨーロピアンオープン以来のwnt.タイトルを獲得

現在wnt.(ワールドナインボールツアー)ランキング1位のフランシスコ・サンチェスルイス(スペイン/FR:842)が地元スペインで優勝を果たしたwnt.ランキングイベント『FSR91 NINEBALL OPEN』(FSRナインボールオープン)翌週の4月5日〜7日(金〜日)にかけて、イタリアで初開催となるランキングイベント『MARINA POOL OPEN』が開催された。

この大会には、アルビン・オーシャン(オーストリア/FR:824)、ヴィクター・ジーリンスキー(ポーランド/FR:824)、マックス・レヒナー(オーストリア/FR:814)、エクレント・カチ(アルバニア/FR:831)らwnt.トップランカーの他、開催地イタリアの53名を含めヨーロッパ勢が中心の128名が出場。9ラック先取のダブルイリミネーションラウンドから32名がシングルイリミネーションとなる決勝トーナメントに進むフォーマットで戦われた。
(FRはファーゴレート

wnt.プロがさすがの強さを見せる中、地元イタリア勢はベスト32に6名が進出したが、ここで勝利したのは1990年代後半から2000年代にかけてイタリアのエースとして活躍していた現在52歳のファビオ・ペトローニ(FR:752)のみとなり、そのペトロー二もベスト16で敗れ9位タイでのフィニッシュとなった。

ベスト8に勝ち残ったのはwnt.プロ6名と、ブラックボール(イングリッシュエイトボール)のプロでプールトーナメントにも出場しているディーン・シールズ(イングランド/FR:712※)、コソボのトッププレイヤーの1人であるラビノ・マルカジ(FR:753)となり、ここからオーシャン、ニールス・フェイエン(オランダ/FR:816)、サンジン・フェリノバノビッチ(ボスニアヘルツェゴビナ/FR:811)、マルカジが勝ち上がる。
(※は信頼性不足)

準決勝はオーシャンvsフェイエン、フェリバノビッチvsマルカジの対戦となり、オーシャンとフェリバノビッチが勝利して決勝で対決。11ラック先取となったゲームは序盤から競り合う展開となり、先にオーシャンが10-9とリーチをかけたが、フェリバノビッチもオーシャンのスクラッチから第20ラックを取って10-10。

最終21ラックは、オーシャンがブレイク後のセーフティでフェリバノビッチからファウルを奪い、残りをそのまま取り切って勝利。現在wnt.ランキング7位のオーシャンが久々にランキングイベントで優勝を果たし賞金6,700ドル(約110万円)をその手にした。

YouTube『Billiard Network』より

Matchroom pool

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