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開催は今週末、戦国女子戦線を見逃すな

2024.03.05

全日本女子プロツアー第2戦@名古屋・春岡クラブⅡ、名城

3月9日〜10日(土・日)の2日間に渡って、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)女子のランキング対象試合3戦目となる『全日本女子プロツアー第2戦』が開催される。今回は愛知県名古屋市内の『春岡クラブⅡ』と『名城』の2店舗が会場となり、9日の予選は両会場で、10日の決勝トーナメントは春岡クラブⅡで行われる。

それに先立ち昨日、JPBAオフィシャルサイトにランキング上位のシードプロの組み分けがアップされた。なお今回も第1戦に続き、抽選プロ、アマチュアプレイヤーが予選当日の受付終了後に抽選を行い対戦を決定するスタイルをとっており、現時点では全ての対戦は決まっていない。

今回のフォーマットは、予選、決勝を通じてナインボール7ラック先取、勝者ブレイク。初日に16名枠×4組のダブルイリミネーションでベスト16を選出し、10日はベスト16からのシングルイリミネーションとなる。

今年の初戦『関西レディース』は栗林美幸が優勝

ここまでの2戦、1月の『第22回関西レディースオープン』では栗林美幸が昨年の6月以来の優勝を果たし、2月の『全日本女子プロツアー第1戦』では、村松さくらが嬉しいプロ初勝利を挙げている。そして1月末時点のランキングトップ10は、1位:河原千尋、2位:平口結貴、3位:小西さみあ、4位:栗林美幸、5位:梶谷景美、6位:村松さくら、6位:青木知枝、8位:久保田知子、9位:奥田玲生、10位:丸岡文子と、女子戦線はベテランから若手までのタレントがそれぞれに力を発揮し、激しくぶつかり合う状況となっている。

2戦目の『全日本女子プロツアー第1戦』を制したのは村松さくら

2位の平口は今年海外戦をメインに戦うため、6位の青木は出産のため今大会も欠場だが、今年すでに勝利を挙げた栗林、村松だけでなく、昨年のJPBA女子MVPの河原を筆頭に優勝候補は多数。全体がレベルアップし、層が厚くなってきたJPBA女子の中で3戦目のタイトルを手にするのは誰なのか。見逃せない2日間になるのは必至だ。

なお、今大会の観戦料は両日、両会場ともに2日間を通して全て無料となっているので、お近くにお住まいの方はぜひ、JPBA女子の華麗で熱きナインボールバトルを間近で体感してみてはいかがだろうか。

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