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平口結貴は9位タイ、土方隼斗、大井直幸は明日が勝負

2024.02.29

PBSウィメンショーダウン & 男子テンボール世界選手権@アメリカ・ラスベガス

平口は惜しくも決勝トーナメント進出ならず

現地27日(日本時間28日)からスタートし、大会2日目を迎えた『PREDATOR WPA WORLD 10-BALL MEN’S CHAMPIONSHIP』(男子テンボール世界選手権)と『PBS WOMEN SHOWDOWN』(ウィメンショーダウン)。日本から出場している3選手が予選ラウンド突破を目指しそれぞれの戦いに臨んだ。

男子テンボール世界選手権はこの日、ダブルイリミネーションラウンドの敗者1回戦と2回戦、そして勝てばベスト16進出の勝者最終戦が行われ、大井直幸(FR:817)が敗者1回戦からの勝ち上がりを目指し、土方隼斗(FR:800)はベスト16入りをかけた戦いに登場。
(FRはファーゴレート。)

まず大井は日本時間29日3時からの敗者1回戦でモハマド・アリ・ベルジャウイ(ヨルダン/FR:724)と対戦し2-0で勝利すると、9時30分からの敗者2回戦でヤニック・ポンジャース(オランダ/FR:747)も2-0で退け敗者3回戦に進出。

大井直幸はこの日2連勝で明日の敗者3回戦へ

3月1日3時からのこの試合は、勝者1回戦でアレックス・パグラヤン(カナダFR:815)に敗れたジョシュア・フィラー(ドイツ/FR:849)が順当に勝ち進めば対戦する枠であったが、フィラーが敗者1回戦でメキシコのルベン・バウティスタ(FR:752)にまさかのシュートアウト負けを喫して敗退。その結果、大井の相手はドイツのルカ・メン(FR:753)となり、ここで勝てば、9時からの敗者最終戦で、昨年の全日本選手権に出場し17位タイだったイプ・キンリン(香港/FR:762)とベスト16入りを争うことになる。

フィラー、まさか2連敗で敗退

29日12時からフェダー・ゴースト(AIN/FR:844)との勝者最終戦に臨んだ土方は、第1セットを2-4で落とすと、第2セットは先制するも、その後ゴーストに4連取を許しセットカウント0-2で敗れ勝者側からのベスト16入りはならず。土方の敗者最終戦の相手は、シモン・クラル(ポーランド/FR:774)vs バデル・アルアワディ(クウェート/FR:775)の勝者で、試合は大井と同じ9時スタートの予定となっている。
(※AINは、国や地域を代表しない「中立な立場の個人資格の選手」を指す)

ゴーストに敗れた土方は敗者最終戦に回った

『PBS WOMEN SHOWDOWN』(ウィメンショーダウン)はこの日、4名×4組に分かれたグループリーグの第2戦、第3戦を行い。各組上位2名、計8名の決勝トーナメント進出者が決定した。

第1戦でチェスカ・センテノ(フィリピン/FR:770)に惜しくもシュートアウトで敗れた平口結貴(FR:715)は、29日5時からケリー・フィッシャー(イギリス/FR:764)と対戦し、セットカウント2-0(4-2、4-2)で快勝。

強敵フィッシャーに快勝

1勝1敗となった平口は、9時30分からのグループリーグ最終戦で同じく1勝1敗のクリスティーナ・トカチ(AIN/FR:730)と対戦。勝てば決勝トーナメント進出が決まる戦いは、まず平口が第1セットを4-2で取ったが、第2セットのヒルヒル戦を落としセットカウント1-1となる。センテノ戦に続く2回目のシュートアウトに向かった平口だったが2-4で敗れ、残念ながらグループ3位で決勝トーナメント進出はならなかった(決勝トーナメント進出者と組み合わせは以下)。

シュートアウトこそものにできなかったが、ナインボールのプレーではワールドトップと互角に渡り合った

マーガレット・フェフィロバ-スタイヤー(AIN/FR:730)vs 魏子茜(台湾/FR:747)
陳思明(中国/FR:797)vs クリスティーナ・トカチ(AIN/FR:730)
ジャスミン・オーシャン(オーストリア/FR:750)vs クリスティーナ・ズラテバ(ブルガリア/FR:688)
チェスカ・センテノ(フィリピン/FR:770)vs 周婕妤(台湾/FR:774)

写真/森覺摩
PRDATOR PRO BILLARD SERIES

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