PBSウィメンショーダウン & 男子テンボール世界選手権@アメリカ・ラスベガス

『世界プール協会』（WPA）公認のランキングイベントと招待イベント5試合が連続開催中のラスベガス。これまでに『LAS VEGAS MEN’S OPEN』（ラスベガスオープン男子）と『LAS VEGAS WOMEN’S OPEN』（ラスベガスオープン女子）、そして『APEX MIXED DOUBLES』の3試合を終え、現地27日（日本時間28日）からはいよいよ、男女のメインイベントがスタートする。

まず、大井直幸（FR：817）と土方隼斗（FR：799）が出場する『PREDATOR WPA WORLD 10-BALL MEN’S CHAMPIONSHIP』（男子テンボール世界選手権）は、世界各国から64名が出場する、賞金総額250,000ドル、優勝賞金75,000ドルのWPA公認ランキングイベント。
（FRはファーゴレート。）

トーナメントはまず64名によるダブルイリミネーションラウンドを行い、勝者側から8名、敗者側から8名の計16名がシングルイリミネーションの決勝トーナメントに進むフォーマット。ダブルイリミネーションラウンドが2セット先取（1セット4ラック先取。1-1の後の第3セットのスコアが3-3になった時点でシュートアウト）、決勝トーナメントは3セット先取となり、こちらも2-2となった第5セットのスコアが3-3の時点でシュートアウトに突入する。

大井、土方ともに初戦は28日6時からで、大井は柯秉逸（台湾/FR：830）、土方は、ラスベガスオープン男子ではジョシュア・フィラー（ドイツ/FR：849）を下すなど調子を上げているジョン・モーラ（カナダ/FR：795）と対戦。ここで勝利すれば、大井はモハマド・アリ・ベルジャウイ（ヨルダン/FR：724） vs マテウス・スニーガキ（ポーランド/FR：795）の勝者と、土方はハン・ミンウク（韓国/FR：724） vs ダニー・ヒューイット（カナダ/FR：773）の勝者と、12時からの勝者2回戦で戦うこととなる。

平口結貴（FR：715）が出場する『PBS WOMEN SHOWDOWN』（ウィメンショーダウン）は、ランキングイベントではないものの、世界のトップ女子16名が賞金総額100,000ドル、優勝賞金35,000ドルをかけてナインボールで戦うビッグトーナメント。

16名を4グループに分けた総当りのリーグ戦を行い、各グループ上位2名がシングルイリミネーションの決勝トーナメントに進出するフォーマットとなっており、平口結貴は、ラスベガスオープン女子優勝のチェスカ・センテノ（フィリピン/FR：770）、ケリー・フィッシャー（イギリス/FR：764）、クリスティーナ・トカチ（AIN/FR：730）と同組で、初戦は日本時間28日9時からセンテノ、翌29日5時からフィッシャー、9時30分からトカチの順で対戦し、まずはグループリーグ突破を目指す（出場全選手は以下）。
（※AINは、国や地域を代表しない「中立な立場の個人資格の選手」を指す）

●グループA
周婕妤（台湾/FR：774）
洪夢霞（オーストラリア/FR：733）
マーガレット・フェフィロバ-スタイヤー（AIN/FR：730）
ピア・フィラー（ドイツ/FR：695）

●グループB
陳思明（中国/FR：797）
韓雨（中国/FR：792）
陳佳樺（台湾/FR：741）
クリスティーナ・ズラテバ（ブルガリア/FR：688）

●グループC
ジャスミン・オーシャン（オーストリア/FR：750）
アリソン･フィッシャー（アメリカ/FR：749）
魏子茜（台湾/FR：747）
ソ・ソア（韓国/FR：741）

●グループD
チェスカ･センテノ（フィリピン/FR：770）
ケリー・フィッシャー（イギリス/FR：764）
クリスティーナ・トカチ（AIN/FR：730）
平口結貴（JPBA/FR：715）

PRDATOR PRO BILLARD SERIES