第35回関西オープン&第22回関西レディースオープン@大阪

ワールドプールシーンが動き出す中、『日本プロポケットビリヤード連盟』（JPBA）の2024年シーズンもいよいよスタート。明日から2日間に渡って開幕戦の『第35回関西オープン』『第22回関西レディースオープン』が大阪を舞台に開催される（要項、組み合わせはこちらhttps://jpba.ne.jp/wp/info/info-20029/）。

まず男子の関西オープンにはプロ100名、アマチュア129名の計229名がエントリー。トーナメントはナインボール、交互ブレイクで行われ、27日（土）は、16名枠16組による7ラック先取、ダブルイリミネーションによる予選から128名が勝ち上がり、その後は9ラック先取、シングルイリミネーションの予備決勝で28日（日）の決勝日に進む16名が決まる。

昨年優勝のジュリアン・セラディラ。今大会は残念ながらエントリー漏れにより欠場

女子の関西レディースオープンにはプロ42名、アマ39名の計81名がエントリー。こちらはナインボール、勝者ブレイクで、27日は、12名枠8組による6ラック先取、ダブルイリミネーションによる予選から32名が7ラック先取、シングルイリミネーションとなる2次予選に進出し、その後ベスト16からの決勝トーナメント1回戦までを行い、28日は準々決勝から決勝までが戦われる。

昨年優勝の小西さみあ

決勝日28日の会場は男女ともに大阪府大阪市の『マグスミノエ』で、27日の男子会場は大阪府内の『藤井寺ハスラー』『デノ』『COZY今里』『ビッグショット』『SUN』『ブレイク』『No.1』『プールステーション』『AMII市大前店』『アイオイステージ』『タツミ会場』、女子会場は『マグスミノエ』と『フタバボウル泉大津店』となっている。

決勝会場となる『マグスミノエ』

昨年の男子はジュリアン・セラディラ、女子は小西さみあが大会初優勝を果たし、その後シーズンを通して好成績を挙げ躍進を果たしている。昨年に比べ男女ともにエントリー数も増加した今大会でスタートダッシュを決めるのは誰なのか。インドネシアオープンからのトンボ帰りで大会を迎える2023年男子MVPの土方隼斗、昨年定位置とも言える女子MVPに返り咲いた河原千尋を筆頭にした、熱きナインボールバトルに注目したい。