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JPBA勢終了、最高位は大井直幸の17位タイ

2024.01.11

The 2nd Universal Chinese Taipei Open@台湾・台北

1月10日(水)に台湾・台北を舞台に開幕したwnt.(ワールドナインボールツアー)の2024年シーズン最初のランキングイベントである『The 2nd Universal Chinese Taipei Open』(台北オープン)。大会は2日目を迎え、96名によるダブルイリミネーションの予選が終了し、ベスト32進出者が決定し、午後6時の時点で最終回転のベスト32戦が進行中だ。

JPBAから出場している羅立文(FR:799)、ジュリアン・セラディラ(FR:779)、そしてwnt.プロとなったばかりの大井直幸(FR:817)の3名の内、大井はベスト32戦まで進んだが、羅とセラディラは予選通過ならなかった。

セラディラは10日の1回戦で台湾の劉建弘(FR:※692)に5-9で敗れて敗者側へ回り、その後同日に行われた敗者2回戦で孫翌軒(台湾/FR:※709)に敗れて65位タイで大会を終えた(FRはファーゴレート。「※付き」は信頼性を表すロバストネスが200以下)。

羅は、10日に台湾の謝尚諭(FR:784)、柯秉漢(台湾/FR:742)に連勝して、11日11時から柯秉漢の兄でもある柯秉逸(FR:831)と対戦したが、ここで1-9と完敗を喫して敗者最終戦へ。ベスト32進出をかけた戦いの相手は昨年の全日本選手権王者である呂輝展(台湾:FR822)となり、激戦となったこの試合に惜しくも7-8で敗れた羅は33位タイでフィニッシュとなった(トーナメント表はこちら)。

10日の勝者2回戦でベトナムのゴ・クアン・チュン(FR:702)に勝った大井は、11日11時からJPBAプロの経験も持つ、台湾の古田和男(FR:※721)と3回戦を戦った。この試合は序盤から競り合いながら進み、6-8と先にリーチをかけられた大井がここから8-8に追い付いたが、最後は古田がゲームボールを沈めて敗戦。しかし敗者最終戦では、台湾の陳信廷(FR:なし)を8-3で下して、ベスト32入りを決めた。

この日の最終回転となるベスト32戦で大井はフィリピンのマービン・アシス(FR:808)と対戦。序盤からマシスに走られ一気に0-7とされると、何とか3点を返したものの、3-9で敗れ2024年の初戦は17位タイ。これでJPBA勢の台北オープンは終了となった。

なお、昨日お伝えした台湾女子トップ勢の内、勝者3回戦に進出していた周婕妤(FR:775)は、11日11時からの試合でカルロ・ビアドを下して勝ち上がってきた台湾の王清鋒(FR:※754)を9-7で下してベスト32に進出。ここで台湾の劉雲程(FR:※736)に敗れたものの、17位タイの成績を残した。

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