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宮下崇生がデッドヒートを制してMVP獲得!

2023.12.27

2023年JPBFプレーバック

日本におけるキャロムビリヤードのランキング対象のプロ公式戦は『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)並びに『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)が主催し、2023年もスリークッションを種目にプロ達の熱い戦いが展開された。今年行われたプロ公式戦を振り返ってみたい。

今年の開幕戦は例年通り、2月4日〜5日(土・日)にかけて東京・奥沢の『ビリヤードニュー文化』を会場に開催された『第29回東京オープン』。スリークッション30点ゲーム、56名によるシングルトーナメントで行われた大会は、2022年JPBFランキングMVPの宮下崇生が、決勝で新井達雄を下して、幸先の良いスタートを切った

宮下崇生

2022年に久々に東京・成増の『ACTホール』特設会場で開催された『全日本スリークッション選手権大会』は2023年に第80回の節目を迎え、約10年ぶりに『霞が関プラザホール』特設会場での開催となった。

3名×16組の予選リーグ(30点)で各組上位2名(32名)が決勝トーナメントに出場。決勝トーナメントはベスト32が35点ゲーム、以降40点ゲームで優勝者が決定するフォーマットで、今大会より、UMBの世界基準に合わせて決勝トーナメントでの裏撞きはなく、規定得点に達した選手が勝利とのルール変更もあった。

ベスト4に入った中村聡一、ベスト8の下川晃義、板井篤信らアマチュアプレイヤーの活躍も目立ったこの大会を制したのは梅田竜二。決勝では、40点を19イニングで走り切るベストイニングゲームで島田暁夫を下し2年連続5度目の王座に就いた。また、4月15日〜16日(土・日)には同会場で『第30回全日本女子スリークッション選手権大会』が開催され、西本優子が大会3連覇、通算5度目の優勝を飾った。

梅田竜二

西本優子

 

6月10日〜11日(土・日)には『ニュー文化』(東京・奥沢)を会場に韓国キューメーカー『JBS(J Billiards Sports)』がメインスポンサーを務めるスリークッショントーナメント『♠JBS MONARCH CUP(モナークカップ)』が開催。ノーシード制のベスト64からなるシングルトーナメントで、ベスト32からは『全日本選手権』や世界基準の40点ゲームとなった大会では、田中潤が森陽一郎との競り合いを制してタイトルを獲得した。

田中潤

 

8月10日〜11日(木・金祝)、東京・幡ヶ谷の『Billiards Cafe GLANZ(グランツ)』 を会場に19回目を迎えたプロスリークッショントーナメント『Billiards Cafe GLANZ戦』が行われた。11日の決勝日は、開催店シードの竹島欧、前年度優勝者の宮下崇生に予選通過者8名を加えた10名による10点3セット先取のセットマッチ方式で争われ、2022年優勝の宮下崇生が決勝で森陽一郎に勝利し、大会連覇を達成した。

宮下崇生

 

8月20日(日)には、東京・武蔵小山の『NIKKA5(ニッカファイブ)』にて、スリークッショントーナメント『第2回NIKKA5 OPEN』が開催。出場選手24名による、25点シングルトーナメント(決勝戦のみ15点3セット先取)で争われた今大会は、前年度優勝者である船木耕司が、前戦優勝の宮下崇生を下して大会連覇を達成。大会を通して「1.578」とハイアベレージを記録しての優勝だった。

船木耕司

 

10月14日(土)、神奈川県大和市で『東日本プロマスターズ「Tres」戦』が初開催。フォーマットは30点ゲームで、10月5日(木)に行われた最終予選上位11名にスポンサーシードの奥村健を加えた12名によるシングルトーナメントで戦われ、この試合で初のタイトルを獲得したのは、再び宮下崇生を決勝で退けた船木耕司であった。

船木耕司

11月25日〜26日(土・日)、JPBF秋恒例のビッグイベント『第32回 3Cジャパンカップ』が東京・世田谷の『ニュー文化』を会場に開催。韓国とベトナムからの出場選手を含む48名が、30点ゲームのシングルトーナメントでキューを交えたこの大会では、船木耕司が韓国のチョン・イエソンを下して、公式戦3連勝を達成。宮下崇生とのMVP争いは、最終戦に持ち込まれた。

船木耕司

そして記憶に新しいJPBFの2023年最終戦となった『ADAM JAPAN杯 第34回全日本プロ3C選手権』は、東京・世田谷の『ニュー文化を会場に、12月23日〜24日(土・日)の2日間に渡る9名による総当りリーグ戦で開催。

大会優勝と2023年MVPがかかったこの大会では、全日本選手権を獲った梅田竜二が初日から勝利を積み重ね、最終回転を残した状況で優勝を決めた。また、宮下崇生と船木耕司の熾烈なMVP争いは、準優勝の宮下が、3位となった船木をポイントで僅かに上回り、2年連続のMVP獲得となった。

梅田竜二

宮下崇生

また、2023年の日本キャロムは、海外でも活躍を見せた。3月23日〜26日(木ー日)、韓国の江原道で開催された『アジア選手権(ワンクッション&スリークッション)』では、日本から出場した20名の代表選手のうち、ワンクッション、スリークッションの2種目で出場した森陽一郎がワンクッション部門で優勝。

森陽一郎

韓国スリークッションプロツアー『PBA/LPBA』では、女子のLPBAに出場している界文子が第4戦で初優勝を果たすと、第7戦でも勝ち、残り2戦の状況で、ランキングでもLPBAのトップスターの1人であるキム・ガヨン(韓国)を抜きトップに立っている。

界文子

写真提供/JPBFOn the hill!PBA

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