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ベストアマ&優勝者コメント

2023.11.14

グランプリイースト第6戦@池袋・ビリヤード・ロサ

11月12日(日)に、羅立文の優勝で幕を閉じたグランプリイースト第6戦。ここでは大会終了直後に聞いた、羅立文と、ベストアマとなった泉覚アマのコメントを紹介する。

グランプリイースト第6戦優勝・羅立文

――まずは優勝おめでとうございます。
羅 ありがとうございます。嬉しいです!
――グランプリイーストのファイナルは4回目で初優勝。今回勝てた要因はなんでしょうか?
羅 交互ブレイクは好きなフォーマットです。北陸オープンでもそうでしたが、ヒルヒルのゲームもヒルヒルになりそうなゲームもあって、当然緊張するし、完璧なゲームは1つもありませんでしたが、気持ちの切り替え、ルーティン、配置への対応も含めて、いろんな場面に冷静に集中してゲームを上手く運べました。
――今日の試合は後半追い上げられる場面もありましたが、前半は走る展開が多かったですね。
羅 そう、4試合全て展開が良かったですね。交互で8ラック先取のゲームで3ラックくらい離せたのは大きかったです。
――決勝戦もそうでしたし、1日を通してセーフティがかなり効果的でしたね。
羅 はい、バランスよく戦えました。今日は攻めが厳しくて繋げない場面はセーフティで対応しましたが、ショットが良く、ミスは少なかったです。でも常々言っていますが、フォーマットによって戦い方は変えています。今回もし勝者ブレイクだったら、もっと攻める場面が多かったかもしれません。ここは昔から使い分けています。
――シーズン前半は優勝に届かなかったですが、終盤で2連勝。調子は上がってきましたか?
羅 正直、技術の成長はないけれど、しっかりキープはできています。勝っても負けても、苦しい時期でも、練習は裏切らない。ずっと練習はしていますから(笑)。後は、先月北陸オープンに勝ったことで、気持ちも乗ってきています。
――次はいよいよ全日本ですね。
羅 全日本は勝者ブレイクですから、残り10日間でどうにかブレイクを安定させないといけません。ブレイクが良くなければ全日本では勝てません。海外の強いプレイヤーも来るし、しっかりここを強化していきます。明日からまた、3〜4時間はブレイクだけの練習ですね。
――そう言えば今年はテーブルも変わりますが、MINは撞いたことがありますか?
羅 ないです。でも不安もないですね。コンディションに合わせることは当然で、いつもやっていることですから焦ることもありません。前日練習があれば大丈夫。
――それでは、全日本選手権では前回の3位タイを超える活躍を期待しています。
羅 ありがとうございます。これからも皆さんに良いプレーを見ていただけるように頑張ります!

●ベストアマ・泉覚(5位タイ)

――まずはベストアマおめでとうございます。
泉 ありがとうございます。
――グランプリイーストにはよく出られているんですか?
泉 はい、今年はこれまで全戦に出ています。予選を通過したのは今回が初めてだったんですが、予想以上の出来で自分でもかなり驚きました。
――予選の最終と決勝トーナメントで2人のプロを破りましたね。
泉 予選最終は渡辺剛史プロで、お互いに緊張して苦しい展開が続いて、スコアは9-6だったんですが、かなり運もあって勝つことができました。松村浩道プロとの試合は、自分の中ではかなりよくプレーできたと思いますが(8-2)、開催店シードでもあり、TVテーブルということもあったので、松村プロの方によりプレッシャーがかかっていたのではと思います。
――ベスト8の内垣建一プロとの試合でも、序盤から5-6までは競りましたね。
泉 はい、中盤までは何とか粘っていたつもりだったんですが、最後は力の差が出ました。やはり内垣プロは後半の痺れる場面での精度が高くて、さすがだなと思いました。
――今回は素晴らしい結果でしたが、どんなプレイヤーを目指していますか?
泉 具体的にこの試合で勝ちたいというのはないんですが、今はアマチュア公式戦も基本的に全戦出ていますし、ハウストーナメントも出場しています。目標と言えるかどうかわかりませんが、常に少しでも上手くなりたい、上手く撞けるようになりたいと思ってプレーしています。

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