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大井直幸、土方隼斗がベスト16進出

2023.10.20

エイトボール世界選手権&女子テンボール世界選手権&世界ジュニア選手権@オーストリア・クラーゲンフルト

22日(日)のファイナルに向け、いよいよ佳境に突入しようとしている3つの世界選手権。大会3日目の19日に男子U19、男子U17、女子の3カテゴリーで争われる『世界ジュニア選手権』がスタート。『エイトボール世界選手権』、『女子テンボール世界選手権』では、それぞれベスト32、ベスト16の決勝シングルトーナメント進出者が決まった。

エイトボール世界選手権では、ともに勝者側からベスト32入りを果たしていた大井直幸と土方隼斗が、日本時間20日2時30分からの決勝トーナメント初戦に臨み、大井はムスタファ・アルナー(EPBF)を相手に10-2の快勝。土方は強敵ジョン・モーラとの接戦を10-8で制し、ともにベスト16進出を決めた。

大井、土方のベスト16戦は、日本時間21日(土)2時30分の開始予定で、大井はディフェンディングチャンピオンでもあり、現在のWPAランキング3位のフランシスコ・サンチェスルイス(スペイン)と、土方は予選ラウンドで1度下している、こちらも強敵の張榮麟(台湾)と対戦する。

現在、世界最強との呼び声も高いフランシスコ・サンチェスルイス

ベスト16入りが決まるジャッジメントデイとなった大会女子テンボール世界選手権。19日18時30分から、2007年のナインボール世界女王でもある中国の潘暁婷と敗者側2回戦を戦った河原千尋は、序盤から走り、6-3と先にリーチをかけたところから無念の逆転負けを喫し大会終了。韓雨(中国)との勝者側最終戦に臨んだ平口は、こちらもヒルヒル戦を惜しくも落として敗者側最終戦へ。そこでも、台湾のエース、周婕妤に敗れ残念ながらベスト16入りを果たすことはできなかった。

世界ジュニア選手権男子U17の部に出場中の金澤蒼生と織田賢人は、19日21時からの2回戦に登場。金澤はジャック・ベッグス(ニュージーランド)に6-3で勝利して、勝てばベスト8進出となる勝者側最終戦に進出。織田は、エイトボール世界選手権にも同時出場し、敗者側2回戦まで4戦を戦ったリク・ロンパネン(フィンランド)に1-6で敗れて敗者側へ回ることとなった。

女子の部に出場している谷みいなは、19日17時からアメリカのケネディ・メイマンとの1回戦を戦い6-1、2回戦でもインドのタンヴィ・ヴァレムを6-0と完封し、勝者側最終戦に進出。20日は織田が17時からの敗者1回戦、21時から金澤と谷がベスト8進出をかけて勝者最終戦に臨む。

写真提供/Predator Pro Billiard Series

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