エイトボール世界選手権&女子テンボール世界選手権&世界ジュニア選手権@オーストリア・クラーゲンフルト

10月19日（木）に『世界ジュニア選手権』が幕を開け、いよいよ22日（日）のファイナルに向け日本から出場の7選手も出揃い、ここからは3つの世界選手権が同時進行となる。

まず、『エイトボール世界選手権』に出場している大井直幸、土方隼斗はともに勝者側からダブルイリミネーションラウンドを突破し、日本時間20日2時30分からのベスト32戦を戦う。勝者側最終戦でアルビン・オーシャン（オーストリア）に8-1と快勝した大井の相手はムスタファ・アルナー（EPBF）、張榮麟とのヒルヒル戦を制した土方の相手はカナダのエース格でもあるジョン・モーラとなっている。

大井直幸

18日（水）に開幕した『女子テンボール世界選手権』では、河原千尋と平口結貴が決勝シングルトーナメントとなるベスト16入りをかけた戦いを続けている。まず河原は18日の1回戦で陳思明（中国）に敗れたものの、敗者側1回戦でニュージーランドのデニース・ウィルキンソンに勝利し、19日18時30分から、2007年のナインボール世界女王でもある中国の潘暁婷と対戦し、そこに勝てば20日1時からの敗者側最終戦に進出する。

河原千尋

18日の2回戦でオリビア・ザレウスカ（ポーランド）に勝利して、勝者側最終戦に進出している平口結貴は、19日22時30分に2013年のナインボール世界女王の韓雨（中国）と対戦。ここで敗れた場合は、敗者最終戦に回ることとなる。

『世界ジュニア選手権』男子U17の部に出場の金澤蒼生と織田賢人は、ともに21時からの2回戦からの登場となり、織田がリク・ロンパネン（フィンランド）とスカイ・ヴァンデンバーグ（オランダ）の勝者と、金澤がジャック・ベッグス（ニュージーランド）とハイデン・エルンスト（アメリカ）の勝者と対戦。女子の部に出場している谷みいなは、17時からアメリカのケネディ・メイマンとの1回戦を戦う。

写真提供／Predator Pro Billiard Series