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小川徳郎が大会初優勝!

2023.04.17

第39回関東オープン@ビリヤード・ロサ

4月15日〜16日(土・日)、東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』にて『第39回関東オープン』&『第31回関東レディース』が開催(予選は複数会場併用)。男子は小川徳郎が大会初優勝を飾った。

会場『ビリヤード・ロサ』

エントリー上限の200名が参戦し、テンボール、予選1〜2回戦11ラック、3〜4回戦9ラック、決勝日のベスト16より8ラック先取で争われた。勝者ブレイク・シングルイリミネーション。

赤狩山幸男

16日(日)の決勝日には、JPBA男子プロ16名が集結。ランキングに関わらず無差別で組み合わせの再抽選が行われ、ベスト16では北谷好宏vs北谷英貴の兄弟対決(兄の北谷好宏が勝利)、土方隼斗vs飯間智也の『ジャパンオープン』タイトルを持つ東西同学年対決(土方が勝利)など、1回転目から白熱した試合が観られた。

中でも注目を浴びたのが赤狩山幸男vs羅立文の一戦。バンキングで勝利した赤狩山が、ゲーム開始のブレイクショットからゲームボールまで羅に一度も撞き番を回さず撞き切る「8ラック連続ランアウト(マスワリ)」を達成。これはテンボールフォーマットのJPBA公式戦史上初の快挙だった。

嶋野聖大

北谷好宏

この他ベスト16では、小川が西嶋大策、鈴木清司が竹中寛、嶋野聖大が栗林達、神尾啓が東條紘典、杉原匡が原口俊行をそれぞれ破ってベスト8へ。前日の予選最終で大井直幸を破って決勝日に進出した竹中は、ここで姿を消すこととなった。

ベスト8、快挙を達成した赤狩山は北谷に敗れ、鈴木はヒルヒルの末に神尾に勝利。嶋野が杉原に勝利し、最も長引いた小川vs土方の対戦は8−6で小川が勝利した。

準決勝は、平成生まれの同学年対決・小川vs嶋野、東西のベテラン対決・鈴木vs北谷という構図。まず小川vs嶋野の対戦は、序盤にリードした小川が8−3で逃げ切り、決勝に進出。鈴木vs北谷の対戦は、序盤は北谷が5−2でリードするも、ここから鈴木が6ラック連取で逆転勝利を収めた。

鈴木清司

小川徳郎

決勝戦、ゲーム開始から小川が⑩コンビとマスワリ3発で4−0とリード。その後鈴木の反撃に遭い、6−4まで詰め寄られるも、空クッションのスーパーショットで流れを断ち切る。残り2点をきっちり取り、安堵の表情を受けべながらの勝利。2019年『全日本オープンローテーション選手権大会』『東北プロフェッショナルオープン』に続く、プロ3勝目を挙げた。

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