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土方隼斗が『GPE』2戦連勝!

2023.03.27

東日本グランプリ第2戦

3月26日(日)、『POOL LABO』(横浜)にて『東日本グランプリ第2戦(GPE2)』が開催。第1戦でも優勝を果たした土方隼斗が2戦連続のV達成となった。

会場『POOL LABO』

羅立文が代表を務める今大会の会場『POOL LABO』は、今回がGPE初開催。大会には60名ほどのギャラリーが集まり、大いに賑わいを見せた。今季は『全日本女子プロツアー第4戦』も8月19日〜20日(土・日)に開催予定のため、ここでも盛り上がりに期待できそうだ。

大会フォーマットは第1戦と同じナインボール・⑨オンフット・8ラック先取(準決勝から7ラック先取)。

1つトピックを挙げておくと、GPEは決勝トーナメント進出者16名による組み合わせの再抽選が行われるのだが、昨年まではランキング上位4名がベスト16〜ベスト8で当たらないよう配置されるのに対して、今年からはランキング上位2名(羅立文、土方隼斗)が各山の端に配置されるのみ。よって、ベスト16〜ベスト8での早い段階で好カードのゲームが見られるエキサイティングな仕様になった。
今大会で言えば、ベスト8の羅立文vs栗林達がそれにあたり(結果は8−2で羅が勝利)、昨年ではなかなか見られない光景だった。

3位タイ:松田渉

ベスト4に進出したのは、そのランキング上位2名の羅と土方、松田渉とアマチュアの林武志。組み合わせは土方vs林、羅vs松田。

松田は実に2012年以来のベスト4進出で、丸岡良輔、栗原信佑にともにヒルヒル勝ちと勝負強さを見せていたが、羅に2−7で敗れ、グランプリでのキャリアハイ更新とはならなかった。

3位タイ:林武志(ベストアマ受賞)

アマチュアで唯一決勝トーナメントに進出した林は、ベスト16の稲見篤司戦、6−7からゲームボールを撞かれたところから逆転勝利を収め、ベスト8ではベテランの菅原利幸相手に8−6で競り勝っていた。土方との対戦では1−7と差は付いたものの、随所に好ショットが見られ、今後の活躍も予感させる内容だった。

準優勝:羅立文

優勝:土方隼斗

そして決勝戦は前回優勝シードの土方、ホームの声援を受ける開催店シードの羅との戦い。序盤、羅はブレイクノーインやミスもあり、一方の土方はノーミスプレー。トップ同士の戦いでこの差は大きく、土方がリードを維持したままゲームボールまで走り切り、7−2で勝利。GPE優勝は23度目と最多勝記録をまた1つ伸ばした。

次回グランプリは6月17日〜18日(土・日)、 『NIKKA 5』にて第3戦が行われる。
公式戦では、全国オープン戦『第39回関東オープン』が4月15日〜16日(土・日)に行われる予定となっているので、こちらも要チェックだ。

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