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チョ・ゼホ、ピアビーが優勝!

2023.03.17

SKレンタカーワールドチャンピオンシップ2023

韓国スリークッションプロツアー『PBA/LPBA』の2022-2023シーズン最終戦『SKレンタカーワールドチャンピオンシップ』が3月2日~11日(木ー土)の日程で開催。本大会は男女の年間ランキング上位32名だけが出場権を得られる大会で、日本からはLPBAで肥田緒里恵、東内那津未、界文子、林奈美子が出場権を獲得。

組分けされたリーグ戦でベスト16を選出後、16名による決勝トーナメントで優勝者を決定するフォーマット。日本女子は、4名とも2勝1敗の成績でベスト16に進出。そこで東内はスロン・ピアビー(カンボジア)、界が金佳映(韓国)というLPBAの2大看板選手と対戦するも、セットカウント1−3で敗れ、9位タイで大会を終えた。

肥田と林は日本選手同士の対戦となり、セットカウント3−1で肥田が勝利。日本選手で唯一残った肥田は、ベスト8のイム・ジョンソク(韓国)との対戦でフルセットまでもつれるも、惜しくも敗戦。日本選手最高位の5位タイで大会を終えた。

大会ファイナルは、ランキング1位、2位対決のピアビーvs金佳映。先にピアビーが3−1でリーチをかけたが、金佳映も2セット連取で応戦。そして最終セットのスコアは11−10。最後の最後までどちらに転ぶかわからない戦いを制したのはピアビーだった。勝利の瞬間は飛び跳ねながら感情を爆発させていた。

一方、男子の戦いは、チョ・ゼホ(韓国)とデビッド・マルティネス(スペイン)のファイナルという、こちらもPBAトップ選手同士の対決。女子より1セット多い5セット先取の戦いで、両者一歩も退かず、取って取られての繰り返しで最終セットに。最後はチョ・ゼホが15−8で栄冠を勝ち取った。

これでシーズン最終戦を終え、PBAはチョ・ゼホ、LPBAはピアビーがランキング1位に。日本選手最高位は肥田の4位となった。

今シーズンのLPBAは、第3戦に肥田が自身、そして日本選手として初優勝を達成すると、第5戦では東内が優勝。他の選手も高い成績を収めるなど、日本女子スリークッションの強さを国際大会の舞台で示してきた。現時点で来シーズン(2023ー2024)の日程は発表されていないが、日本選手の更なる飛躍に期待したい。

PBA Tour

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