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エクレント・カチが2度目のテンボール制覇!

2023.03.06

大井は17位タイ!

2月28日〜3月4日(火ー土)の5日間、アメリカ・ラスベガスのホテルリオで行われた『テンボール世界選手権』。アルバニアのエクレント・カチが、2年前の大井直幸とファイナルを争った大会以来のテンボール世界選手権制覇を成し遂げた。

大会最終日となった3月5日(日)、ベスト4にはカチ、ナインボール、エイトボールの世界選手権2冠を保持するフランシスコ・サンチェスルイス(スペイン)、若手の実績では世界トップ2であろうジョシュア・フィラー(ドイツ)、フェダー・ゴースト(ロシア)という豪華な顔ぶれ。

組み合わせはカチvsフィラー、サンチェスルイスvsゴースト。どちらも接戦となった準決勝は、カチが10−8、サンチェスルイスが10−9で勝利。2年ぶりの王者返り咲きを懸けたカチと、世界選手権3冠という偉業を懸けたサンチェスルイスとのファイナルに。

両者のファイナルは、10−7でカチに軍配。序盤戦はサンチェスルイスが制するも、中盤でカチが7ラック連取で一気に流れを呼び込み、そのリードを維持したまま優勝を果たした。

なお、日本からは大井直幸、赤狩山幸男、栗林達、北谷好宏、内垣建一が参戦。決勝トーナメントに進出したのは大井のみで、大井はその初戦、べすと32でジャン・バン・リロップ(オランダ)に6−10で敗れ、17位タイで大会を終えた。

●大井直幸【17位タイ】
1回戦:8−4/マッツ・ブルヨルデット・シュイェンネ(ノルウェー)
勝者1回戦:8−3/エステバン・ロブレス(コスタリカ)
勝者最終:8−2/トウ・リャンハン(シンガポール)
ベスト32:6−10/ジャン・バン・リロップ(オランダ)

●赤狩山幸男【大会終了】
1回戦:8−7/タイラー・スタイアー(アメリカ)
勝者1回戦:8−3/カシャップ・チョウダリー(ニュージーランド)
勝者最終:3−8/ジョシュア・フィラー(ドイツ)
敗者最終:5−8/クリフ・カステレイン(ベルギー)

●栗林達【大会終了】
1回戦:8−2/ニコラス・デレオン(アメリカ)
勝者1回戦:8−2/マイケル・シュナイダー(スイス)
勝者最終:3−8/マルコ・トーチャー(オランダ)
敗者最終:7−8/ドゥオン・コック・ホアン(ベトナム)

●北谷好宏【大会終了】
1回戦:8−7/内垣建一
勝者1回戦:1−8/フェダー・ゴースト(ロシア)
敗者2回戦:5−8/張玉龍(台湾)

●内垣建一【大会終了】
1回戦:7−8/北谷好宏
敗者1回戦:7−8/エミール・アンドレ・ギャングフロート(ノルウェー)

フォーマットはに128名よる8ラック先取、ダブルイリミネーションで32名を選出後、ベスト32から10ラック先取、シングルトーナメント。

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