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ヨーロッパが3連覇!

2022.12.05

モスコーニカップ@アメリカ・ラスベガス

11月30日〜12月3日(木ー土)の期間、アメリカとヨーロッパの代表選手5名ずつがチームとなって競い合う一大イベント『Mosconi Cup』(モスコーニカップ)が開催。会場は、3年ぶりにアメリカ・ラスベガス「バリーズホテル」。結果は、3大会連続となるヨーロッパの優勝で閉幕となった。

アメリカのメンバーは、シェーン・バンボーニング、スカイラー・ウッドワード、オスカー・ドミンゲス、タイラー・スタイアー、アール・ストリックランド。監督はジェメリー・ジョーンズ。

ヨーロッパメンバーは、フランシスコ・サンチェスルイス(スペイン)、ジョシュア・フィラー(ドイツ)、アルビン・オーシャン(オーストリア)、ジェイソン・ショウ(スコットランド)、デビッド・アルケイド(スペイン)。監督はアレックス・レリー(オランダ)。

全てナインボール5ラック先取・交互ブレイクで、初日のオープニングマッチのみ5対5のチームマッチ。以下、シングルスかダブルスで11ゲーム先取で争われた本大会。

初日は既報の通り、自国開催のアメリカがオープニングゲームを含む3勝を挙げ、3−1で先行。

勝ち越しを決めたフィラー&オーシャン

2日目、ショウvsストリックランド、フィラーvsバンボーニングのシングルス戦でヨーロッパが勝ち、ゲームカウントで並ぶと、フィラー&オーシャンのペアがダブルス戦にも勝利して勝ち越し。この日最終となったサンチェスルイスvsウッドワードのシングルスは、ウッドワードが勝利してアメリカに1勝をもたらしたが、結果的にはヨーロッパが3勝を挙げ、4−4のタイに戻す恰好に。

バンボーニング&ストリックランドペア

3日目は、バンボーニングとストリックランドのアメリカレジェンドコンビが初戦を獲り、ゲームカウントを勝ち越してここから波に乗りたいところだったが、ヨーロッパがシングルス戦3戦3連勝と底力を発揮。アメリカチームで奮闘を続けるバンボーニング&ウッドワードペアが今大会唯一の5−0で完封勝利を挙げるも、流れを止められず。この日の最終戦もヨーロッパが勝利し、ゲームカウント8−6。3日目にしてヨーロッパが勝ち越しを果たした。

2日目に同点&勝ち越し、4日目にゲームボールを決めたフィラーがMVP

最終4日目、ダブルス戦で両チーム出し惜しみなくアメリカはバンボーニング&ウッドワード、ヨーロッパはスペインのサンチェスルイス&アルケイドを投入。世界一に輝いたスペインペアをアメリカが下し、1点差に。アメリカはシングル戦においても出し惜しむことなくウッドワード、バンボーニングを投入。しかしアルケイド、ショウが2人を退け、ゲームカウント10−7のリーチ。最終戦はヨーロッパがフィラーを出場し、スタイアーを5−3で撃破。昨年に続き、ゲームボールを沈めてヨーロッパに優勝をもたらし、大会MVPにも輝いた。これで通算成績はヨーロッパの15勝13敗1分と、勝ち越しを「2」とした。

ワールドナインボールランキングで見れば、1位のサンチェスルイス、3位のフィラー、4位のオーシャン、6位のショウと役者揃いのヨーロッパチームに対して、アメリカはランキングトップ10入りしているのが2位のバンボーニングのみ。終わってみれば下馬評通りの結果となったが、大会成績を見てみると、シングルスでは8−2でヨーロッパが大きく勝ち越し、ダブルスは4−3でアメリカが勝ち越し。オープニングマッチもアメリカの勝利と、個々の能力はヨーロッパ、チームワークはアメリカという構図が際立った大会でもあった。

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