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タイフン・タスデミールが『世界選手権』初優勝!

2022.11.14

第74回世界スリークッション選手権大会@韓国・ドンヘ

左から、優勝:タイフン・タスデミール(トルコ)、準優勝:ルーベン・レガスピ(スペイン)、3位:ディック・ヤスパス(オランダ)、エディ・メルクス(ベルギー)。写真提供/UMB

11月9日~13日(水ー日)、韓国のドンヘにて『第74回世界スリークッション選手権大会』が開催。トルコのタイフン・タスデミールが初優勝を飾った。

世界選手権は各国代表選手48名による、3名×16組の予選リーグ(40点)で各組上位2名の計32名を選出。50点ゲームの決勝シングルトーナメントで優勝者を決定した。

優勝したタスデミールは、2勝0敗で予選リーグ突破後、世界トップ選手と遜色ない成績を収めながら勝ち上がり、準決勝では前回王者であり、世界ランキング1位のディック・ヤスパス(オランダ)と対戦。終盤までどちらに転ぶかわからない熱戦を繰り広げ、50−47(20キュー)で勝利。決勝でのルーベン・レガスピ(スペイン)との対戦では、第14キューに9点ラン、第15キューで残り8点を撞き切り50−14(キュー数15−14)という圧巻のパフォーマンスを披露。トルコに世界選手権優勝をもたらしたのは、2003年セミ・サエギナールの優勝以来19年ぶりとなった。

なお、日本からは梅田竜二が出場。予選リーグLグループに入り、2名の韓国選手、キム・ヘンジ、イ・チュンボクと対戦。キム・ヘンジとの対戦ではアベレージ1.5を出すも相手がそれを上回り、33−40で敗戦。イ・チュンボクとの対戦では数字が伸びず24−40。2敗を喫し、予選リーグ敗退となった。

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