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JOリポート!! 22日『バグース六本木』編

2022.10.25

第35回ジャパンオープン

飯間智也、佐藤麻子の初優勝で閉幕した『第35回ジャパンオープン』。本ニュースでは、前日の22日(土)、『バグース六本木』にて行われた女子予選の模様をリポートする。

バグース六本木には37名の女子選手が参戦。ダブルイリミネーション(7ラック先取)で16名を選出し、その後シングルイリミネーション(8ラック先取)でベスト4のうち2名が残るまで争われた。ナインボール、勝者ブレイク。

2019年優勝者・陳佳樺(チェン・チャーファ)

2017年ファイナリスト・范育瑄(ファン・ユーシャン)

呂翊瑄(ルー・イーシャン)

前回の2019年大会優勝者、陳佳樺(チェン・チャーファ)、2017年大会で平口結貴とファイナルを争い準優勝の范育瑄(ファン・ユーシャン)、20歳の新星・呂翊瑄(ルー・イーシャン)と3名の台湾選手が参戦。3名とも決勝シングルまで駒を進めた。

陳佳樺vs小西さみあ

「陳佳樺vs小西さみあ」のマッチアップは2度実現。ダブルでの勝者2回戦では、7−3で小西に軍配。しかし決勝シングルではスコアを返され3−8で敗退。小西は大会を9位タイで終えた。陳佳樺はあと1回勝てば『ニューピアホール』行きが決まる最終決戦へ。

河原千尋vs陳佳樺

対するはJPBAトップを走る河原千尋。河原は勝者側から決勝トーナメントに進出後、高田奈実に8−2、台湾の范育瑄に8−1と他を寄せ付けないプレーで勝ち上がりを決めていた。陳佳樺との試合でも戦いぶりは同様で、序盤からリードを保ったまま反撃を3点に留めて勝利。河原がニューピアホール行きのベスト4入りを果たした。

村松さくらvs栗林美幸

一方の山では、決勝シングルの初戦で「村松さくらvs栗林美幸」が熱戦を繰り広げた。先にリーチをかけたのは栗林で、スコアは7−2。勝負ありと思われたがここから村松が6連取と爆発。大逆転勝利を飾った。しかしその村松も佐藤麻子の前に沈み、この山の最終戦は佐藤と台湾の若手・呂翊瑄との対決に。

佐藤麻子

佐藤は予選ダブルで栗林に敗れて敗者側に回るも決勝トーナメントに進出し、そこから井上美紀(タツミ)、村松に勝利。呂翊瑄は勝者側から決勝トーナメント進出後、山内公子、梶谷景美に勝利したトップアマ・増田真紀子(吹田中央)に勝利していた。この試合では序盤から佐藤が7連取で一気にリーチ。その後の反撃を3点までに抑えて勝利した。

勝ち残りを決めた直後の佐藤

陳佳樺。試合後に撮影させていただいた

ともに大会9位タイ。村松と小西

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