ウェブキューズはビリヤードの全てがわかる総合情報サイトです。

スペインが初優勝!!

2022.06.20

World Cup of Pool 2022@イギリス・ブレントウッド

フランシスコ・サンチェスルイス(左)、デビッド・アルケイド(右)

6月14日〜19日(火ー日)の期間、イギリス・ブレントウッドで開催された『World Cup of Pool 2022(ワールドカップオブプール)』。ナインボールワールドランキング2023(Live)3位のフランシスコ・サンチェスルイスと同16位(2022年は3位)のデビッド・アルケイドというワールドトップクラス2名がタッグを組んだスペインが初優勝を果たした。

スペインはオーストラリア、アルバニア、イギリスB、準決勝では柯秉逸、柯秉中の兄弟ペアの台湾を9−4で下して決勝へ。対戦相手は、強豪アメリカを破って初の決勝進出を果たしたアロイシウス・ヤップ、トウ・リャンハンのシンガポールペア。

スペイン(左)とシンガポール(右)。どちらが勝っても初優勝。

序盤から猛攻を仕掛けたスペインが4−0とリード。その後1点差に詰め寄られることはあったが、リードした状態を保ったまま10−6のリーチ。最終ラック、サンチェススイスのブレイク後、②のシュートコースがなく②ー⑨キャノンが見えている状態。このキャノンをアルケイドが成功してゲームボールとなった。

試合中に笑みがこぼれる場面が散見されたスペインタッグ。最後のアルケイドのショット時、サンチェスルイスが笑顔で②ー⑨キャノンショットを示唆するアクションを見せたのはその象徴的なシーンだった。これまで長年ペアを組んできたが、優勝には届かなかったアルケイド、サンチェススイスのスペインコンビ。今回は息の合ったコンビネーションでよりビリヤードを楽しんだ上での初優勝を遂げた。

なお、大井直幸吉岡正登がペアを組んで出場した日本は、1回戦(ベスト32)で敗れ、17位タイ。

ワールドカップオブプールは、各国の代表選手2名がダブルスを組み、32のペアによる、ナインボール7ラック先取、シングルイリミネーションによって世界一のダブルスを決めるトーナメント。ベスト8から9ラック、決勝戦は11ラック先取。

その他最新情報はコチラから(Matchroom PoolオフィシャルサイトfacebookYouTubeTwitterInstagram

写真提供/Matchroom Pool

ページトップへ