UKオープン＠イギリス・ロンドン『カッパーボックスアリーナ』

5月17日～22日（火ー日）の期間、イギリス・ロンドンの『カッパーボックスアリーナ』を会場にナインボール新イベント『UKオープン』が開催。ドイツのヨシュア・フィラーが初代王者に輝いた。

256名によるダブルイリミネーションのステージ1は、ナインボール・9ラック先取・勝者ブレイク。ベスト16からシングルイリミネーションのステージ2（決勝トーナメント）となり、11ラック先取で優勝者を決定するフォーマット（決勝のみ13ラック）。

フィラーは大会初戦から無敗の5連勝でステージ1を突破。その後も勝利を重ね、準決勝ではスペインのトップ選手、デビッド・アルケイドに11−4で勝利。決勝ではアルケイドと同じスペインのフランシスコ・サンチェスルイスと対戦。6-7のリードされた状態から、圧巻の7ラック連取で勝利。最後の5ラックは全てマスワリだった。24歳のフィラーは初代チャンピオンの称号を手にし、また1つワールドタイトルの数を増やした。

日本からは大井直幸が出場。2戦目に敗れ敗者側に回ることとなったが、そこから破竹の7連勝で決勝トーナメントのベスト16に進出。その初戦、マリオ・ヒー（オーストリア）に4−11で敗れ、9位タイで大会を終えた。

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写真提供／Matchroom Pool