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羅立文が『GP-E』最終戦、優勝&東日本年間ランキングMVPの総取り!

2021.12.06
東日本グランプリ第5戦@ビリヤード・ロサ

12月4日?5日(土・日)、『東日本グランプリ(GP-E5)』の2021年最終戦・第5戦が『ビリヤード・ロサ』(東京・池袋)で開催(予選は複数会場併用)。羅立文が優勝を飾り、「GP-E Pro Ranking」の年間MVPを獲得した。

5位タイ:高橋政章。ベストアマ賞を獲得

5位タイ:中野雅之。果敢賞を獲得

最終日のベスト8に進出したのは、組み合わせ順から栗林達丸岡良輔土方隼斗小川徳郎塙圭介、中野雅之、羅、高橋政章。アマチュアの高橋、中野が決勝日のベスト8に残る結果となった。2名ともベスト8で敗退し、5位タイの結果に終わったが、高橋は羅をヒルヒルまで追い詰めるゲームを展開してベストアマ賞を受賞。中野は塙を相手に中盤までリードする戦いを見せ、果敢賞を受賞。アマチュアビリヤード界の底力が垣間見える内容となった。

3位タイ:塙圭介。年間ランキング2位

3位タイ:土方隼斗

決勝日の1回転目で、GP-E第1戦優勝の塙、第3戦優勝の栗林、第4戦優勝の土方、そして今年のGP-E全戦で5位以内入賞を続けている羅がベスト4に進出。第2戦は中止となったことから、今年のGP-E優勝者3名と最もハイアベレージを記録した羅という最終戦に相応しい顔ぶれに。

準優勝:栗林達。年間ランキング3位

この中で決勝に進出したのは、羅と栗林。羅は塙と対戦し、中盤4?4までの拮抗した展開から4連取で勝利。栗林vs土方は、序盤から栗林がリードし、7?3とリーチをかける。交互ブレイクであることから、栗林の安全圏かと思われたが、ここから土方の怒濤の4連取でヒルヒルに。最終ラックは土方がトラブルを残した状態でゲームを進めていく中で、コンビでトラブル解消を選択。これが外れ、残り球を栗林が取り切って決勝に進出した。

優勝:羅立文。年間ランキングMVP

決勝、羅vs栗林は両者の高いシュート力が詰まった好ゲームに。挨拶代わりの羅の②ー⑩コンビ、栗林のマスワリを皮切りに、その後もマスワリ、⑩コンビが度々見られるハイスピードなゲーム展開。このハイレベルな戦いを羅が8?6で制し、GP-E 2021年最終戦の優勝を飾った。

大会結果。左から3位:土方隼斗、準優勝:栗林達、優勝:羅立文、3位:塙圭介、ベストアマ賞:高橋政章

東日本年間ランキング。3位:栗林達、MVP:羅立文、2位:塙圭介

2021年のGP-Eを終え、東日本ランキングが確定。第1戦で準優勝、第3戦3位タイ、第4戦5位タイ、第5戦優勝を記録した羅がMVPを獲得した。以下、2位は塙(第1戦優勝、第3、4戦5位タイ、第5戦3位タイ)、3位は栗林(第3戦優勝、第5戦準優勝)となっている。また年間アマチュアランキングには、2大会で決勝日(5位タイ)に進んだ酒井賢一が選出されている。

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