栗林達が15度目のグランプリ優勝!
グランプリ通算15度目の優勝を飾った栗林達
10月30日~31日(土・日)、『バグース六本木店』で『東日本グランプリ(GP-E)第3戦』が開催され、栗林達が優勝を果たした(30日の予選は複数会場)。栗林のグランプリ優勝は2018年第5戦以来、通算15度目。
会場『バグース六本木』
フォーマットはテンボール・予選10ラック・決勝(ベスト8~)8ラック先取・交互ブレイク・ランダムセルフラック・シングルイリミネーション。
2戦連続ベストアマ賞獲得、5位タイ:酒井賢一
出場者128名中、決勝日のベスト8に進出したのは、第1シードの羅立文、土方隼斗、内垣建一、栗林達、照屋勝司、塙圭介、第2シードの小川徳郎、アマチュアの酒井賢一(プールカイザー)。6名の第1シードが最終日に残るという結果となった。また、アマチュアの酒井は4月のGP-E1に続いて決勝日に進み、2戦連続ベストアマ賞を獲得する活躍を見せていることも挙げておきたい。
3位タイ:照屋勝司
3位タイ:羅立文
ベスト8、まず決着が付いたのは羅vs小川で、羅が8-3で勝利。続いて栗林が酒井を8-4で破ってベスト4に進出。内垣vs塙、照屋vs土方の2戦は、互いに引かない好ゲームを演じ、ヒルヒルへ。ここを内垣、照屋が粘り勝ってベスト4へ進出した。羅、内垣、照屋の3名はGP-E1から2戦連続でベスト4入り。年間ランキングを争うグランプリでは、各選手の成績も気に留めておきたい。
準優勝:内垣建一
準決勝カードは栗林vs照屋、内垣vs羅。栗林vs照屋では、栗林が先攻するも中盤から照屋の追い上げに遭い6-6のタイに。ここから栗林が2ラックを連取して決勝進出を果たした。GP-E準決勝で2戦連続同カードとなった内垣vs羅は、序盤に内垣が3連取してから互いに点を取り合う展開。ここで逆転は許さなかった内垣が、前回のリベンジを果たし8-6で決勝進出を決めた。
優勝:栗林達
栗林vs内垣の決勝は、栗林が終始リードする展開。所々でシュートミスも見られたが、それを補うスーパーショットの連続でゲームを掌握していった。一方、ここまで粘りを見せて勝ち上がってきた内垣だったが、要所でのブレイクノーインなどもあり、反撃の糸口を掴めなかった。第6ラック、栗林が4-2から4ラック連取でゲームボール、これで通算15度目のGP-E優勝を飾った。
左から、3位タイ:照屋勝司、優勝:栗林達、準優勝:内垣建一、3位タイ:羅
次回のJPBA公式戦は、2週間後の11月13日~14日(土・日)にGP-E4(アロウズビリヤード戦)が開催される予定だ。