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大井は3位タイ! 優勝はカルロ・ビアド!

2021.09.19
USオープン@アメリカ・ハラーズリゾートアトランティックシティ

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大井直幸。3位タイ!

『USオープン』が9月18日(土)に閉幕。大井直幸は惜しくも決勝進出を逃し、3位タイで大会終了となった。大井を下して決勝進出を決めたカルロ・ビアド(フィリピン)が自身初のUSオープン優勝に輝いた(主催『MATCHROOM』)。

大会フォーマットは、ナインボール9ラック先取・勝者ブレイク(3日目から11ラック、決勝戦は13ラック先取)。ダブルイリミネーションで16名を選出し、以降はシングルイリミネーションで優勝者が決定する。

アジア勢のみとなった準決勝、大井とビアドの試合は、序盤ビアドに先制されるも大井が8連取で8-4。そこから大井のミスを機に再びリードを許し、反撃も1点止まり。9-11でゲームボールとなった。最後は大井の?ファウルからビアドが取り切る形となった。

決勝戦のカードはビアドvsアロイシウス・ヤップ(シンガポール)。ヤップは準決勝でデニス・オルコロ(フィリピン)を11-6で破り、決勝に進出している。準決勝の大井戦同様、先にビアドが先制するも中盤はヤップが主導権を握る展開。しかしここで終わらないのがビアドの強さ。ヤップのミスの隙を突いて3-8から10連取の大逆転劇を見せて13-8で自身初のUSオープン優勝を果たした。

準決、決勝の勝利時は喜びを全身で表現したビアド。いかに厳しい戦いが続いたかを物語っているようだった。そのビアドをあと一歩のところまで苦しめた大井は、『テンボール世界選手権』準優勝に続く上位入賞を果たし、世界が認めるプレイヤーとして認識され、国内のプールファンに大きな感動を与えたことは間違いないだろう。

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優勝:カルロ・ビアド(フィリピン)

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準優勝:アロイシウス・ヤップ(シンガポール)

大井直幸
1回戦/○デビッド・ダヤ(アメリカ)9-4
勝者1回戦/○モハマド・アルムハナ(クエート)9-3
勝者2回戦/○ローランド・ガルシア(フィリピン)11-8
勝者3回戦/●デニス・グレイブ(エストニア)4-11
敗者6回戦/○呉坤霖(台湾)11-6
敗者7回戦/○ジェイソン・セロン(南アフリカ)11-3
敗者8回戦/○マーク・バイスボッシュ(オランダ)11-4
ベスト16/○フランシスコ・サンチェスルイス(スペイン)11-7
ベスト8/○フェダー・ゴースト(ロシア)11-9
準決勝/●カルロ・ビアド(フィリピン)9-11

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写真提供/MATCHROOM SPORT

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