船木耕司が8年ぶり2度目の全日本制覇!
8年ぶり2度目の優勝を飾った船木耕司
8月7日~9日(土ー月祝)の日程で『第78回全日本スリークッション選手権大会』が無観客開催され、船木耕司が連覇中の新井達雄を破って8年ぶり2度目の全日本制覇を達成した。
会場『Billiards KOBAYASHI -BRIGHT-』の様子
会場は『Billiards KOBAYASHI -BRIGHT-』(東京・新大久保)。出場者32名を4名×8組に分けたリーグ戦を行い、各組上位2着の16名が決勝シングルトーナメントを行って優勝者が決定するフォーマット。最終日の9日は、決勝トーナメントベスト8から行われた。ベスト8からは全試合40点ゲーム(裏撞きあり)。
3位タイ:宮下崇生
3位タイ:梅田竜二
朝一に行われたベスト8戦で勝ち抜いたのは、予選リー グでトップアベレージを記録した船木(アベレージ1.744)、ディフェンディングチャンピオンの新井に加え、2020年JPBFランキングMVPの宮下崇生、同2位の梅田竜二とトップ選手4名がそのまま4強入りした格好に。
準優勝:新井達雄
準決勝カードは、船木vs宮下、新井vs梅田。船木が40-34(34キュー)、新井が40-27(42キュー)でそれぞれ決勝進出。ともにリードを保ちながらの勝利となった。
優勝:船木耕司
今大会「最も当てた」船木と、3連覇を懸けて臨む新井。両者の決勝戦は、船木が序盤でこの試合のハイラン・8点ランを出して先行。中盤、終盤にもまとまったランを出して終始主導権を握るゲーム運びとなった。結果、差を広げながら上がりの40点に到達。裏撞きの新井が得点合計26点に伸ばしたところで、船木の優勝が決定した。最終結果は40-26(25キュー、アベレージ1.6)。
結果詳細は『全日本スリークッション選手権大会ホームページ』から。
前列左から、3位タイ:梅田竜二、準優勝:新井達雄、優勝:船木耕司、3位タイ:宮下崇生
後列左から、5位タイ:甲斐譲二、萩原孝昌、米山聡、北浦昭博