より多くのファンにゲームを提供し、プロプレイヤーに競争の場を提供するため、『プレデター』がテンボールプロツアー戦『Predator US Pro Billiard Series（USプロビリヤードシリーズ）』を立ち上げた。その第1戦『アリゾナオープン』が7月28日～31日（水ー土）の日程、会場アメリカ・アリゾナ州『カジノデルソルリゾート』で開催され、フェダー・ゴースト（ロシア）が優勝を飾った。

定員64名中46名が参戦。うち日本人選手の出場はなかった。フォーマットはテンボール4ラックの2セット勝負。セットカウントが1－1の場合、「スポットショットシュートアウト」と呼ばれる延長戦で勝敗を決める。ダブルイリミネーションでベスト16を選出し、以降はシングルイリミネーションで争われた。

ファイナルのカードは、ナインボール世界チャンピオン同士のゴーストvsカルロ・ビアド（フィリピン）。両者譲らずフルセットにもつれた試合は「スポットショットシュートアウト」勝負に。これをゴーストが制し、シーズン戦初戦を制した。

2021年に全5戦を予定しているUSプロビリヤードシリーズは、9月1日～4日に『ラスベガスオープン』、9月22日～25日『ミシガンオープン』、10月13日～16日に『オハイオオープン』、最終戦『プエルトリコオープン』の日程は未定となっている。

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写真提供／『Predator US Pro Billiard Series』