ウェブキューズはビリヤードの全てがわかる総合情報サイトです。

アルビン・オーシャンが2度目の世界選手権制覇!

2021.06.11
ナインボール世界選手権(2021 World Pool Championship)@イギリス・ミルトンキーンズ

198099632_10159259259430115_2571999623659938642_n.jpeg

6月6日~10日(日ー木)の日程で、イギリス・ミルトンキーンズにて開催された『ナインボール世界選手権』。結果は、アルビン・オーシャン(オーストリア)が出場者128名の頂点に立ち、2016年大会以来2度目の世界チャンピオンの座に輝いた。

197246428_10159259113670115_5964261908267474687_n.jpeg

3位タイ:オリバー・ソルノキ(ハンガリー)

本大会は、9ラック先取・ダブルイリミネーションで8名×16組(128名)を半分の64名に絞る「予選ラウンド」から始まり、ベスト64から11ラック先取・シングルイリミネーションで優勝者を決定する「決勝ラウンド」と続くフォーマット(決勝戦は13ラック先取)。

200659284_10159259112565115_2850056119968593773_n.jpeg

3位タイ:デビッド・アルケイド(スペイン)

最終日の10日は、オーシャンvsデビッド・アルケイド(スペイン)、オマール・アル・シャヒーン(クェート)vsオリバー・ソルノキ(ハンガリー)の準決勝からスタート。このカードは、2016年ナインボール世界選手権者、2021年『チャンピオンシップリーグプール(CLP)』初代王者のオーシャン、2017、2019年『ワールドプールマスターズ』優勝のアルケイドという世界タイトルを複数持つ選手同士と、ともに世界タイトルがなく、今大会初のベスト4進出となったアル・シャヒーンとソルノキという対称的な対決となった。

197937294_10159259504800115_7883975989926122201_n.jpeg

準優勝:オマール・アル・シャヒーン(クェート)

この対決を、オーシャンが11-4、アル・シャヒーンが11-9で制して決勝へ進出。決勝では、オーシャンが一時逆転を許したものの、終盤に6ラック連取する力を見せ付け、13-9で優勝を果たした。

199091592_10159259112745115_8504993218626979347_n.jpeg

優勝:アルビン・オーシャン(オーストリア)

オーシャンは今大会、予選でロベルト・ゴメス(フィリピン)に敗れて敗者側から決勝ラウンドに進出。ベスト64からサンジン・ぺリファノビック(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、トースティン・ホーマン(ドイツ)、ミエシコ・フォルトゥンスキ(ポーランド)、スカイラー・ウッドワード(アメリカ)と、世界の強豪達と対戦。勝った試合は全て4ラック以上の差を付け、大会を通じて安定感を維持し続けた。

196638894_10159259669975115_4578165940585505949_n.jpeg

2016年以来2度目の世界選手権制覇を果たす!

試合後には、「ロベルト・ゴメスに敗れた後、私はそれを受け止めて翌日からさらに強くなりました。それがあったからこそ、今、私はここにいます」と、3月に行われたCLP同様に試合が自身の成長に繋がったことを語っている。

今大会に関する最新情報はコチラから(MATCHROOMオフィシャルサイトfacebookTwitterYouTubeInstagram)。

写真提供/MATCHROOM SPORT

ページトップへ