アルビン・オーシャンが2度目の世界選手権制覇!
6月6日~10日(日ー木)の日程で、イギリス・ミルトンキーンズにて開催された『ナインボール世界選手権』。結果は、アルビン・オーシャン(オーストリア)が出場者128名の頂点に立ち、2016年大会以来2度目の世界チャンピオンの座に輝いた。
3位タイ:オリバー・ソルノキ(ハンガリー)
本大会は、9ラック先取・ダブルイリミネーションで8名×16組(128名)を半分の64名に絞る「予選ラウンド」から始まり、ベスト64から11ラック先取・シングルイリミネーションで優勝者を決定する「決勝ラウンド」と続くフォーマット(決勝戦は13ラック先取)。
3位タイ:デビッド・アルケイド(スペイン)
最終日の10日は、オーシャンvsデビッド・アルケイド(スペイン)、オマール・アル・シャヒーン(クェート)vsオリバー・ソルノキ(ハンガリー)の準決勝からスタート。このカードは、2016年ナインボール世界選手権者、2021年『チャンピオンシップリーグプール(CLP)』初代王者のオーシャン、2017、2019年『ワールドプールマスターズ』優勝のアルケイドという世界タイトルを複数持つ選手同士と、ともに世界タイトルがなく、今大会初のベスト4進出となったアル・シャヒーンとソルノキという対称的な対決となった。
準優勝:オマール・アル・シャヒーン(クェート)
この対決を、オーシャンが11-4、アル・シャヒーンが11-9で制して決勝へ進出。決勝では、オーシャンが一時逆転を許したものの、終盤に6ラック連取する力を見せ付け、13-9で優勝を果たした。
優勝:アルビン・オーシャン(オーストリア)
オーシャンは今大会、予選でロベルト・ゴメス(フィリピン)に敗れて敗者側から決勝ラウンドに進出。ベスト64からサンジン・ぺリファノビック(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、トースティン・ホーマン(ドイツ)、ミエシコ・フォルトゥンスキ(ポーランド)、スカイラー・ウッドワード(アメリカ)と、世界の強豪達と対戦。勝った試合は全て4ラック以上の差を付け、大会を通じて安定感を維持し続けた。
2016年以来2度目の世界選手権制覇を果たす!
試合後には、「ロベルト・ゴメスに敗れた後、私はそれを受け止めて翌日からさらに強くなりました。それがあったからこそ、今、私はここにいます」と、3月に行われたCLP同様に試合が自身の成長に繋がったことを語っている。
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写真提供/MATCHROOM SPORT