大井直幸、9位タイで大会終了。大会はベスト4が出揃う
6月6日~10日(日ー木)の日程で、イギリス・ミルトンキーンズにて開催中の『ナインボール世界選手権』。日本からは、大井直幸、吉岡正登、赤狩山幸男の3名が出場。大会4日目、日本選手で唯一残った大井だったが、ベスト16でフランシスコ・ルイス・サンチェス(スペイン)に敗れ、自身が持つ世界選手権3位(2012年)の壁を越えることはできなかった。
今回の世界選手権には128名が出場。9ラック先取・ダブルイリミネーションで8名×16組(128名)を半分の64名に絞る「予選ラウンド」から始まり、ベスト64から11ラック先取・シングルイリミネーションで優勝者を決定する「決勝ラウンド」と続くフォーマット(決勝戦は13ラック先取)。
大井は、ベスト16でフランシスコ・ルイス・サンチェス(スペイン)と対戦。サンチェスは、ベスト64で赤狩山を破った選手。試合は、序盤の劣勢を覆すことができず、7-11で敗戦。大井は、2021年世界選手権の日本人最高位・9位タイで大会終了となった。
アルビン・オーシャン(左上)、デビッド・アルケイド(右上)、オリバー・ソルノキ(左下)、オマール・アル・シャヒーン(右下)
その後、大会はベスト8戦まで進行。ベスト4の選手は、アルビン・オーシャン(オーストリア)、デビッド・アルケイド(スペイン)、オリバー・ソルノキ(ハンガリー)、オマール・アル・シャヒーン(クウェート)。カードは、オーシャンvsアルケイド、ソルノキvsシャヒーン。大会最終日は、日本時間10日20時からスタート。2021年の世界チャンピオンは、この中から決定する。
日本人選手の最終結果は以下。
赤狩山幸男
●予選ラウンド(Group K)
1回戦/リッキー・エバンス(アメリカ)に9-5で勝利。
2回戦(勝者最終)/コーリー・デュエル(アメリカ)に9-4で勝利。
●決勝ラウンド
ベスト64/フランシスコ・ルイス・サンチェス(スペイン)に7-11で敗退。(33位タイ)
吉岡正登
●予選ラウンド(Group O)
1回戦/ムハンマド・デイダット(南アフリカ)に9-2で勝利。
2回戦(勝者最終)/ベロニカ・イヴァノフスカヤ(ドイツ)に9-7で勝利。
●決勝ラウンド
ベスト64/ジョナス・ソウト・コミノ(スペイン)に10-11で敗退。(33位タイ)
大井直幸
●予選ラウンド(Group O)
1回戦/ジェニファー・バレッタ(アメリカ)に9-5で勝利。
2回戦(勝者最終)/ダニエル・マシオル(ポーランド)に2-9で敗北。
敗者最終/ダニー・オルソン(アメリカ)に9-1で勝利。
●決勝ラウンド
ベスト64/アレクサンダー・カザキス(ギリシャ)に11-6で勝利。
ベスト32/ヨシュア・フィラー(ドイツ)に11-6で勝利。
ベスト16/フランシスコ・ルイス・サンチェス(スペイン)に7-11で敗退。(9位タイ)
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写真提供/MATCHROOM SPORT