3月22日～29日（月ー月）の日程で開催中の『MATCHROOM Sport』（マッチルームスポーツ）主催のナインボールイベント『Championship League Pool（チャンピオンシップリーグプール・CLP）』。大会3日目、デビッド・アルケイド（スペイン）がGroup3を勝ち抜き、最終日の勝者リーグへの出場権を獲得した。

全てのゲームがナインボール5ラック先取で行われるこの大会は、まず7名によるリーグ戦を行い、1～4位によるシングルトーナメントで勝ち残った1名だけが最終日の勝者リーグへの切符を手にすることができる。この時、リーグ戦最下位の選手は大会終了、最後まで勝ち残れなかった5名は次のグループに参戦。次のグループでは2名を追加し、再び7名で同フォーマットを7日間繰り返す。7日目のみ、勝者以外が大会終了となる。

3日目のメンバーと結果は以下（リーグ戦順位上位から）。勝敗が同数だった場合、「獲得ラック数」→「失点数」→「そのプレイヤー同士の勝者」で順位が決定する。

●Group3
1．デイビッド・アルケイド（スペイン）／6勝0敗
2．ニールス･フェイエン（オランダ）／4勝2敗
3．アルビン・オーシャン（オーストリア）／3勝3敗（獲得ラック数：26）
4．ビリー・ソープ（アメリカ）／3勝3敗（獲得ラック数：22）
5．ミエシコ･フォルトゥンスキ（ポーランド）／2勝4敗（獲得ラック数：20）
6．ケリー･フィッシャー（イギリス）／2勝４敗 （獲得ラック数：15）
7．ダレン・アプルトン（イギリス）／1勝5敗

プレーオフのカードは、アルケイドvsソープ、フェイエンvsオーシャン。リーグ戦の結果1位vs4位、2位vs3位の戦いを、1位のアルケイドが5－4で、2位のフェイエンが5－2で勝利し、決勝へ進出。どちらも初の決勝進出だが、アルケイドはリーグ戦全勝で初めてのプレーオフ進出、フェイエンは3日連続でプレーオフに駒を進める安定感を見せていた。

フェイエンは3日連続でプレーオフに進出している

アルケイドvsフェイエンの決勝は、リーグ戦全勝のアルケイドが終始ゲームを支配する。第5ラック、フェイエンの?ミスからアルケイドがそのラックを取って4－1とリーチをかけると、その後1点返されて迎えた第7ラック、フェイエンのブレイクスクラッチからの取り切りでGroup3の勝者となった。

アルケイドは3日目、ヒルヒルを4度制す勝負強さを見せた

4日目のGroup4では、フェイエン、オーシャン、ソープ、フォルトゥンスキ、フィッシャーに加えてクリスティーナ･トカチ（ロシア）、そして日本から大井直幸の参戦で大会が進行する。日本のエース・大井の活躍に期待したい。

今大会のゲームは2台のテーブルで進行し、うち1台での試合は『DAZN』限定配信、もう1台は『Matchroom.Live』で配信されている（YouTubeはこちら）。試合結果・その他情報等は、『MATCHROOM pool Facebook』、『MATCHROOM Sport』オフィシャルサイトから。

写真提供／MATCHROOM Sport