3月22日（月）、『MATCHROOM Sport』（マッチルームスポーツ）主催のナインボールイベント『Championship League Pool（チャンピオンシップリーグプール・CLP）』が開幕。大会初日、Group1の7名のうち、クリス･メリング（イギリス）が最終日の勝者リーグへの出場権を獲得した。

全てのゲームがナインボール5ラック先取で行われるこの大会は、まず7名によるリーグ戦を行い、1～4位によるシングルトーナメントで勝ち残った1名だけが最終日の勝者リーグへの切符を手にすることができる。この時、リーグ戦最下位の選手は大会終了、最後まで勝ち残れなかった5名は次のグループに参戦。次のグループでは2名を追加し、再び7名で同フォーマットを7日間繰り返す。7日目のみ、勝者以外が大会終了となる。

初日のメンバーと結果は以下（リーグ戦順位上位から）。勝敗が同数だった場合、「獲得ラック数」→「失点数」→「そのプレイヤー同士の勝者」で順位が決定する。Group1では、プレーオフ進出条件の4位と5位の差が獲得ラック数1差だった。

●Group1
1．エクレント･カチ（アルバニア）／5勝1敗
2．アルビン･オーシャン（オーストリア）／4勝2敗
3．ニールス･フェイエン（オランダ）／3勝3敗（獲得ラック数：26）
4．クリス･メリング（イギリス）／3勝3敗（獲得ラック数：23）
5．ラルフ・スーケー（ドイツ）／3勝3敗（獲得ラック数：22）
6．ケリー･フィッシャー（イギリス）／2勝4敗
7．クリス･ロビンソン（アメリカ）／1勝5敗

プレーオフは、メリングvsカチ、オーシャンvsフェイエンの組み合わせ。リーグ戦ではカチに敗れたメリングだったが、5－1と快勝。もう一山は、オーシャンが5－2で勝利し、決勝に駒を進めた。

メリングvsオーシャンの決勝は、安定したシュートと高いセーフティ戦で互いのブレイク番を守る展開。そのまま、先攻ブレイクのメリングが4－3で先にリーチ。追い付きたいオーシャンは、次ラックで?を?に当ててからキスインさせたが、この?が手球を塞いでしまう。ジャンプショットは決まらず、メリングが残り球を取り切ってGroup1の勝者となった。

Group2では、デイビッド・アルケイド（スペイン）、ミエシコ･フォルトゥンスキ（ポーランド）が追加される。今大会のゲームは2台のテーブルで進行し、うち1台での試合は『DAZN』限定配信、もう1台は『Matchroom.Live』で配信されている。試合結果・その他情報等は、『MATCHROOM pool Facebook』、『MATCHROOM Sport』オフィシャルサイトから。

写真提供／MATCHROOM Sport