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宮下崇生が大会初優勝を飾る!

2020.12.28
『第31回全日本プロスリークッション選手権大会(ADAM JAPAN杯)』@Billiards Club MARS

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大会初優勝の宮下崇生

12月26日~27日(土・日)に『第31回全日本プロスリークッション選手権大会(ADAM JAPAN杯)』が開催され、宮下崇生が大会初優勝を果たした。本大会は『日本プロビリヤード連盟(JPBF)』のランキング対象公式戦で、2020年度の最終戦。

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会場のBilliards Club MARS

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解説の様子。界敦康(左)と島田暁夫(右)

会場は『Billiards Club MARS』(東京・笹塚)、全日程通して無観客での開催となった。大会フォーマットは、出場選手9名による40点ゲームのリーグ戦(裏撞き有り)。勝敗による勝ち点が順位決定の最優先で、勝ち点が並んだ場合、アベレージ、ハイランが高い選手が上位。今大会は通常の公式戦で採用されている「40秒ルール」ではなく、「35秒ルール」が採用され、スピーディな試合展開が行われた。また、島田暁夫による解説付きの動画配信もされ、新たな試みが随所に見られた。

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宮下崇生

27日(日)、新井達雄が4戦全勝の1位で迎えた決勝日だったが、1回転目から波乱となる。宮下が新井に勝利したことで、宮下、新井、ディフェンディングチャンピオンの船木耕司の3名が1敗同士で首位になり、それを追う形で梅田竜二が続いた。

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船木耕司

その後も1回転ごとに順位が入れ替わり、最終回転は宮下と梅田が勝ち点首位の状態で迎えた。結果次第で優勝者が決定する局面。最終カードは、宮下vs竹島欧と梅田vs甲斐譲二の組み合わせ。宮下、梅田がともに勝利した場合、アベレージの高い梅田が有利な状況だった。宮下が一足先に40-35(26キュー)で勝利して梅田にプレッシャーをかける中、梅田vs甲斐の試合は一進一退の攻防が終盤まで続いたが、最後は甲斐が勝利をもぎ取り、ここで宮下の優勝が決定した。

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梅田竜二

最終結果は、優勝:宮下崇生、準優勝:船木耕司、3位:梅田竜二、4位:森雄介、5位:新井達雄、6位:森陽一郎、7位:甲斐譲二、8位:竹島欧、9位:萩原孝昌。スコアは『JPBFホームページ』から。なお、大会終了後に年間MVPの表彰が行われ、今大会優勝者の宮下がMVPを獲得した。詳細については、後日お伝えしたい。

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前列左から、4位:森雄介、準優勝:船木耕司、アダムジャパン:関口貴啓工場長、優勝:宮下崇生、3位:梅田竜二、5位:新井達雄、後列左から、6位:森陽一郎、8位:竹島欧、7位:甲斐譲二、9位:萩原孝昌。

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