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東京の荒木愛が挑戦権を獲得

2020.11.29

第12期女流球聖位挑戦者決定戦

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挑戦権を獲得した東日本代表の荒木愛

11月28日(土)、大阪の『マグスミノエ』で日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA)主催の『第12期女流球聖位挑戦者決定戦』がおこなわれた。この試合に勝ち上がった選手が、翌29日(日)に同会場でおこなわれる『第12期女流球聖位決定戦』にて、現球聖位、神奈川の丸岡文子に挑戦する。

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会場となった『マグスミノエ』

東日本代表は東京の荒木愛。昨年はA級戦決勝で現プロの佐原弘子に敗れたが、今年は見事に勝ち上がってきた。西日本代表は大阪の増田真紀子。アマタイトルこそないが、関西の強豪だ。両者共に初挑戦者決定戦出場となる。

今回のフォーマットはナインボール3セット先取で、1セットは7ラック先取。もつれれば第5セットが最終セットになる。第1セット、2-0スタートでリードした荒木が6-3でゲームボールを撞くもミス。ここから増田が反撃に転じるが、ヒルヒルにする?-?コンビを決められず、残り球を荒木が取りきって先制。

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西日本代表は増田真紀子

増田のブレイクから始まった第2セットはシーソーゲームになり、4-5ビハインドから先に荒木がリーチ。しかし増田も回ってきた?番から綺麗に取りきってヒルヒル。最終ラック、増田がマスワリ体制に入るも6番で痛恨のミス。残り3球を取り切って荒木が挑戦権獲得にリーチ。

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第3セットも接戦から荒木が先にリーチ。しかし増田も追い付いてヒルヒル。最終ラックは増田が9番に出せずにミスするも、荒木もゲームボールのロングを決めきれず、セットカウントは2-1に。第4セットもシーソーゲームは続き、荒木の3-1から増田が3連取で逆転するが、荒木も3-4から3つ取り返してリーチ。そして増田が一つ返して迎えた第12ラック。増田の?番セーフティに荒木が空クッションから当てに行くと、弾かれた?番がするするとコーナーへ。?番は穴中で一瞬止まるも、ポケットイン。激闘の幕切れは呆気なかった。

29日(日)『第12期女流球聖位決定戦』は10時開始。新型コロナの影響で会場での観戦には制限があるものの、主催のJAPAではYouTube Liveが予定されている。

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