「CUE’S×Web CUE’S」連動企画『ビリヤードクイズ50！』の解答発表、本日は最後の上級編後半5問の解説をしていきます。みなさんの答えが合っていたのか、ぜひ確認してみて下さい。

過去の解答はこちらから。

『クイズの解答発表（1）』（初級編前半）
『クイズの解答発表（2）』（初級編後半）
『クイズの解答発表（3）』（中級編前半）
『クイズの解答発表（4）』（中級編後半）
『クイズの解答発表（5）』（上級編前半）

【上級編】

Q.46＜Trivia＞
1998年に島田暁夫が日本に初めての金メダルをもたらしたバンコクアジア大会、この時のスリークッション決勝戦、銀メダルを獲得した梅田竜二とのゲームのスコアは？

A. 50-39
B. 50-41
C. 50-43
D. 50-45

正解はB
正解率は42.8％と上級編の中では2番目に高い数字の問題でした。1998年のバンコクアジア大会はCUE’Sにとっても初めての海外取材で、この模様は試合リポートを含めて、第5号（99年2月発売）特集記事となりました。日本ビリヤードチームはこの時、キャロムで金1、銀1、ポケットでは高橋邦彦プロがナインボールシングルスで銀、同ダブルスで銅、エイトボールシングルスでも銅、高橋プロとペアを組んだ川端聡プロがエイトボールダブルスで銅と、計6つのメダルを獲得しました。

Q.47＜Trivia＞
1989年5月7日に開催された記念すべき『第1回東西対抗戦』の結果で正しいのは？

A. 実は対抗戦は行われていない
B. 18勝18敗で引き分け
C. 22勝14敗で東軍の勝ち
D. 20勝16敗で西軍の勝ち

正解はD
記念すべき東西対抗戦は、東軍5名、西軍5名の男子プロに東西1名ずつの女子プロを加えた計12名のトッププロによる総当り戦で行われています。この時、東軍でトップの成績を残したのは5勝1敗の奥村健プロ（現JPBF）、西軍のトップはこちらも5勝1敗だった戸田孝プロでした。正解率は30.8％。

Q.48＜Tech＞
4つのテーブル図のうち、曲球のレジェンド・木村義一の「ワンストローク・ツーボールイン」はどれ？

A. ?
B. ?
C. ?
D. ?

正解はD
こちらは上級編の中で最も正解率が高かった問題です。曲球には、的球のセッティングさえ決まれば、ある程度ビリヤードをプレーしたことがある方なら成功させられるものもありますが、トリプルバンクと手球のコントロールを組み合わせたこのショットは、相当難易度が高いもの。レジェンド・木村義一プロは、発想力はもちろん、抜群のテクニックも兼ね備えていたのです。ちなみに撞点は右下でかなりハードにショットします。

Q.49＜Pro Player＞
2018年～2019年にかけての大井直幸を古い順に並べた時に正しいのは？

A.?→?→?→?
B.?→?→?→?
C ?→?→?→?
D.?→?→?→?

正解はA
2021年1月にスタートする『JAPAN POOL LEAGUE』には東京HOTSのメンバーとして参戦するJPBAのエース・大井直幸プロですが、その「早い」「上手い」「強い」のプレースタイルはもちろん、髪型を含めた雰囲気の変化やトークでもエンターテイナーとしてファンを楽しませてくれています。正解は古い順に、?2018年グランプリイースト第3戦→?2018年グランプリイースト第4戦→?2019年グランプリイースト第2戦→?2019年グランプリイースト第4戦でした。正解率は27.8％。

Q.50＜Trivia＞
今や歴史となってしまった高性能ラックマシーン『サルドタイトラック』。その開発者であるルー・サルド氏は何人兄弟？

A.5人
B.9人
C.13人
D.17人

正解はD
今回の『ビリヤードクイズ50!』の中で、9.4％と最も正解率が低かった問題です。そもそもサルドタイトラックすら知らないのが当たり前となっているのに、「その開発者は何人兄弟？」とか言われても……というかなりイキリ倒した問題でした。本誌が取材した際に聞いてビックリして記事にもしているんですが（2001年11月号）、実は「Lou Sardo」で検索をかけると、サルドさんの会社がヒットして、「About us」の中に「Growing up in the upholstery business along with his sixteen brothers and sisters」という解答がバッチリ書いてありました。

さて、これで6回に渡った『ビリヤードクイズ50!【解答編】』も終了。長らくお待たせしてしまいましたが、明後日27日（金）はいよいよ『POWER BREAK G』『斬 GCR PAINT-23 green』『cueTima-K（キューティマ）』を始めとした豪華賞品当選者の発表です。応募者の皆様お楽しみに！