M・フェフィロバが優勝! 日本人最高位は平口の3位タイ!
9月21日~27日(月ー日)の日程で、『The Predator One Pool Women’s Cup』が開催され、ベラルーシのマーガレット・フェフィロバが優勝を果たした。このトーナメントは、世界各国のトップ女子プレイヤー16名がそれぞれのホームグラウンドで完全リモートで戦うトーナメントで、7月に行われた世界初のリモートマッチ『Predator One Pool 10 Challenge』の女子版のイベントにあたる。
テンボールをベースとした1球1点の得点制のルールで、2人のプレイヤーが交互に1ラックをプレーし、ミスをした時点でそのラックは終了。プレイヤーはブレイク後、「手球現状」か「フリーボール」かを選択する権利があり、手球現状を選択してランアウトした場合、15点を獲得できる(フリーボールの場合は10点)。60点の2セット先取、シングルイリミネーションで争われた。
平口結貴、河原千尋、和泉早衣子
日本からは河原千尋、平口結貴、 和泉早衣子の3人が参戦。河原、和泉は残念ながら初戦で敗退したが、平口は初戦からアマリア・マタス(スペイン)、アンジェリン・チコア(インドネシア)にストレートで勝利し、準決勝に進出。準決勝のジャスミン・オーシャン(オーストリア)との試合、1セット目は平口が60-52で取るも、2セット目はオーシャンが終盤に4連続でフリーボールからのマスワリを決め、60-60のサドンデスへ。サドンデスは1ラックの獲得点勝負。平口はここでブレイクノーインに終わり、第2セットを失うと、最終セットはオーシャンの勢いに押し切られ(38-60)ゲームボールとなった。平口は惜しくも決勝進出とはならなかったが、日本人選手最高位となる3位タイでこのイベントを終えた。
マーガレット・フェフィロバ(写真/2019年『全日本選手権』)
決勝はフェフィロバとオーシャンの対戦。序盤は一進一退、終盤はフェフィロバが押し切り、47-60、60-58、60-21のセットカウント2-1で優勝を果たした。
また、このイベントを主催するOne Sports TVとPredatorによれば、今後もリモートマッチのスタイルで10月にはダブルストーナメント、11月には混合ダブルストーナメント、さらに64名規模のトーナメントを行っていく予定とのことだ。
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写真/『Predator One Pool 10 Challenge』