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第21回マスターズ、喜島安広が大会3連覇を達成

2020.09.14

@玉出ビリヤードACE

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喜島安広が大会3連覇を達成

9月13日(日)は、日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA)主催の第21回マスターズの決勝日。大阪の『玉出ビリヤードACE』には初日を勝ち残った24名が顔を揃えた。決勝日は敗者最終8試合からスタートで、次のベスト16が敗者側抽選となる。

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3位タイ・大塚郷司(兵庫)

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3位タイ・小宮裕樹(神奈川)

ベスト16戦、喜島安広(埼玉)の隣に飛び込んできたのは普段から親交がある磯朋如(栃木)。両者ここでは当たりたくなかったに違いないが、この勝負は喜島が7-2で勝利。吉岡保俊(大阪) vs 小宮裕樹(神奈川)の東西連盟員対決は一進一退のままヒルヒルに。最終盤、小宮の?番セーフティが決まったかに見えたが吉岡、これを綺麗にジャンプイン。しかし次の?番をミス……。小宮が接戦を制してベスト8入り。2019年『全日本アマナイン』覇者の田中裕也(大阪)が堂園雅也(兵庫)に逆転ヒルヒル負けしたことで、現役タイトルホルダーは喜島(名人位&マスターズ)と小笠原晋吾(球聖位)の2人だけに。

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準優勝・小笠原晋吾(東京)

ベスト8戦はこれまで結果を出して来た実力者が順当に勝ち上がる結果になり、シード2名と、2018年球聖戦東日本代表になった小宮裕樹、そして2015年全日本アマナイン覇者の大塚郷司(兵庫)がベスト4に残った。喜島 vs 小宮は喜島が5-0と突き放しかけるも小宮が巻き返して6-4。しかし小宮ブレイクスクラッチからのセーフティ戦を喜島が制して3連覇へリーチ。小笠原 vs 大塚は接戦から小笠原が6-4と抜け出すも、大塚が粘ってヒルヒル。しかし大塚が取りきりの?番を飛ばしてアウト。決勝は昨年の球聖位決定戦のリマッチに。

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決勝戦はタイトルホルダーの対戦となった

3年連続で東 vs 東になった決勝戦、序盤、小笠原が2-1と先行したが、マスワリが出ない展開から喜島が5連取に成功してリーチ。最後はマスワリで締めて、大会3連覇達成だ。これは2010~12年に記録した持永隼史の記録に並び、大会4勝目は最多勝記録。終わってみれば、喜島の強さばかりが際立った今年のマスターズ。男子アマチュア界の喜島一強はもうしばらく続きそうな勢いだ。

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