延長期間は未定

6月30日（火）、『日本ビリヤード協会（NBA）』がホームページを更新。特例措置として「2020年度CSカード」の会員期限延長を発表した。CSカード（Cue Sports Members Card）とは、NBAが発行する全国プレイヤー会員登録制度であり、登録しなければNBA公認の公式戦にはエントリーすることができない。登録料は主に競技会の運営と普及、水準向上のために運用されている。

通常CSカードは3,000円の年会費となっており、有効期限は4月1日～翌3月31日（新規登録の場合は登録日から3月31日まで有効となる）。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で大会が開催されていない状況が続いており、4月1日から現在まで「2020年度」CSカードを使用する機会がなかった。こうした状況を背景に今回の決定に至った。本措置の延長期間について、2021年3月31日以降どれだけ延長されるかは未定で、以下の3点が発表されている。

? 延長期限に係る期日の指定は状況の推移をみて判断し、改めて発表する。
? 発表される延長期日までの大会参加は、2020年度分登録を以って有効とする。
? 延長期日後に続く単年度の登録に於いて対象期間と会費の調整を行う。

またNBAは、積極的な大会参加を奨励する為の施策ではなく、引き続き大会の開催と参加にあたって主客双方で事前に情勢の変化を注視し、感染拡大防止に協力を要請している。