新型コロナウィルス感染症拡大に伴うビリヤード界の対応2
JPBA、JAPA、JPAが新たな発表
新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う、日本ビリヤード界の対応については2月26日(木)のニュースでもお伝えしたが、27日(金)以降も各団体より新たな発表があった。
まず『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)では、関東支部が26日、3月7日~8日(土・日)開催の『東日本グランプリ第1戦(東G3)』の開催見送りを決定した後、28日に、3月14日~15日(土・日)に大阪で開催予定の『第70回全日本ポケットビリヤード選手権大会(G3)』、『第60回全日本ポケットビリヤードB級選手権大会』の中止を決め、同日に京都で開催される予定であった『全日本女子プロツアー第1戦』(G2)は開催延期とすることを発表した。
『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)は、28日(土)に「新型肺炎国内感染の発生に伴う注意喚起」をオフィシャルサイト上に掲載。その中で3月1日(日)の『第29期 球聖戦関東地区B級戦』『第12期 女流球聖戦関東地区B級戦』(ともに東京開催)、『第29期東海球聖戦』、『第13期東海女流球聖戦』(ともに愛知開催)については予定通りに開催、『MBAオープン』(宮崎開催)については開催延期とし、以降の各大会については今後慎重に判断していくとした。
すでに3月8日(日)の「JPA Westスコッチダブルス」、15日の「JPAスコッチダブルス」の2イベントの中止を発表している『Japanese Poolplayers Association』は28日、協賛社である『株式会社バグース』との協議の結果、3月29日に開催予定の『BAGUS×JPA企業対抗9ボール』を中止することを発表した。
また世界的な感染拡大も広がりを見せている中、『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)のオフィシャルサイトに、3月5日~8日(水~土)にドイツ・フィアゼンで開催予定だった『スリークッション世界選手権国別対抗戦』が中止されたことを掲載。3月にはアメリカで『テンボール世界選手権』も予定されているが、今後は日本だけでなく、世界規模でトーナメント、イベント開催への影響がさらに出てくることが懸念される。
各団体の対応策、これからの動きなどについては、情報が入り次第、随時お伝えしていく。