嶋野聖大、TOPSセカンドシーズン開幕戦優勝で好スタート
TOPS『SPRINT』@自遊空間アクティブ西浦和店
優勝:嶋野聖大
1月19日(日)、『自遊空間アクティブ西浦和店』を舞台に開催されているトーナメントイベント『TOPS』のセカンドシーズン開幕戦『SPRINT』が行われた。多くのトッププロとトップアマが集結する中、頂点に立ったのはファーストシーズンでグランドチャンピオンに輝いた嶋野聖大だ。
自遊空間アクティブ西浦和店
大会フォーマットはナインボール5ラック先取・勝者ブレイク。女子は1ラックダウン(女子プロは男子プロとの対戦時のみ適用)、予選と本戦(ベスト16から)はいずれもシングルイリミネーション。ベスト4に駒を進めたのは嶋野の他に、川上義広、松川慎之介、青木知枝(いずれもJPBA)の3名。
3位タイ:松川慎之介
JPBA52期生、プロ入り3年目の松川は、安定したブレイクとジャンプショットを武器に本戦1回戦のベスト16では青木亮二を5-1で下す活躍を見せた。準決勝の川上との試合ではシュートミスが目立ち、3位タイの結果に終わったが、プロ入り3年目で飛躍の年となる気配を感じさせた。
3位タイ:青木知枝
女子で唯一決勝トーナメントに残った青木。初戦から土方隼斗、ジュリアン・セラディーヤ(JM)と強豪揃いのブロックを勝ち抜いた。準決勝では嶋野の安定感の前に敗れ、3位タイフィニッシュ。
準優勝:川上義広
川上は、スピード感あるプレースタイルで羅立文を5-3、有田秀彰を5-2とJPBAトップ選手を下して勝ち上がり、決勝へ進出。嶋野は昨年のTOPS『グランドファイナル』からの安定感をそのままに、昨年の『全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会』に優勝した川連一斗(ルパン錦糸町)に完封するなど、相手を圧倒して決勝へ進出。
優勝:嶋野聖大
嶋野 vs 川上の決勝戦は開幕戦決勝らしい白熱した展開。嶋野のブレイク・マスワリで始まった試合は一進一退の攻防を繰り広げ、4-4のヒルヒルに。最終ラックは嶋野のブレイクターン、配置に恵まれず、セーフティを選択。ここで川上は穴前のボールをキャノンショットで落としにかかったが、ポケットに蹴られ意気消沈。嶋野が残り球を取り切って、ファーストシーズンのグランドファイナルからの連覇となった。
解説の様子
また、この日は『ILC & 9Hearts』の展示会が併催され、新商品の発表や試打も行うことができた。ILC & 9Heartsは『CUE’S 2019年5月号、7月号』でも取り上げた純国産キューメーカーで、独創的デザインとこだわり抜いた技術に好評を得ていた(写真下)。さらに、トーナメント決勝戦は土方、鳴海大蔵、青木亮二の豪華な3名による解説も行われ、ファーストシーズンから進化を遂げたTOPSが垣間見られた。
次回のTOPS2戦目『CROWN』の開催は2月24日(月祝)。ランキング制を導入しているが、1度上位に入れば大きく順位を上げることもできるのがTOPSの特徴でもある。この機会に進化したTOPSを体験してみてはいかがだろうか? 詳細、エントリーは『TOPSホームページ』より。