『Kobby’s Billiards』300回記念3C月例会が盛大に開催
ADAM&MIN Presents/Kobby’s 3C Monthly 300th Anniversary CUP
東京・野方の『Kobby’s Billiards』(以下、コビー)は、昨年11月に逝去された小林伸明氏が1989年に創業し昨年で30周年を迎えた、現在はJPBF所属の小林英明プロ・諒子プロ夫妻が代表を務めるビリヤード場だ。2019年12月29日(日)、ここで300回目の同店スリークッション月例会を記念したトーナメント『ADAM&MIN Presents/Kobby’s 3C Monthly 300th Anniversary CUP』が開催された。
創業31年目を迎えた『Kobby’s Billiards』
現在オーナーを務める小林英明プロ
今大会はキューメーカー『アダムジャパン』と韓国のビリヤードテーブルメーカー『MIN Table』が特別協賛した記念大会で、想定以上の問い合わせがあったために最大エントリー数を当初予定していた60名から72名に増枠して開催。
試合は全てMINテーブルで行われた
大会中にはグッズの購入などができるアダムジャパンブースが開かれた。また、アダムジャパンのフラッグシップキューである『MUSASHI』の同社設立50周年記念モデルの制作発表も行われた。
アダムジャパンのブースにはMUSAHIをはじめ、たくさんのグッズが並んだ
試合はスリークッションのハンデ戦(試合点数は予選が持ち点の35%、決勝が30%)。予選は3名リーグ戦、決勝は24名によるシングルトーナメントというフォーマットで行われた(予選は新大久保の『ビリヤード小林』も併用)。
今大会には日ごろからコビーに通う常連客はもちろん、数多くのプレイヤーが参加。コビー初代店長で第1回月例会を開催した森陽一郎プロや、界敦康プロ、森雄介プロなどのJPBFプレイヤーも参戦した。
森陽一郎プロ
大会中は試合を存分に楽しむだけでなく、協賛各社の提供品などの抽選会や、ポケットテーブルでの1ゲームチャレンジマッチなどのイベントが行われ、参加者達は2019年最後となるであろうトーナメントを楽しんだ。
大会ベスト4。左から3位タイ・福田麻理子選手、優勝・角谷貴之選手、準優勝・大野裕一選手、3位タイ・伊藤直紀選手
試合は、森陽一郎プロや界プロなどを破って勝ち上がった角谷貴之選手(試合点数5点)が、決勝戦で大野裕一選手(試合点数8点)を5-6で下して優勝を果たし、盛大に開催された300回記念月例会は幕を閉じた。
Masato KITAMURA